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「バトルフィールド 3」に最適なオススメWindows PCはコレだ!

2011年10月31日 12時00分更新

文● 清水 豊

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「GeForce GTX 580」を搭載、「バトルフィールド 3」を極めるモデル
TSUKUMO「G-GEAR GA7J-G35/ZS」

ディスプレーなしの構成で12万9980円。マウスとキーボードは付属する

 編集部おすすめPCの1台目は、TSUKUMOのBTO「G-GEAR」シリーズの「GA7J-G35/ZS」だ。基本スペックの充実だけでなく、素性のいいパーツで固められ、安定動作にも力が入っている。「バトルフィールド 3」をとことん極めたい人にぴったりのPCに仕上がっている。

G-GEAR GA7J-G35/ZS(評価機構成)
CPU Intel Core i7-2600(3.4GHz)
メモリ PC3-10600 DDR3 8GB(4GB×2)
ビデオカード NVIDIA GeForce GTX 580 (1536MB)
ストレージ SATA3 2TB HDD
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
電源 Topower製 700W (80PLUS BRONZE対応)
サイズ 190(W)×475(D)×435(H)mm
OS Windows 7 Home Premium SP1 (32bit/64bit)
価格 12万9980円

 CPUはCore i7-2600を採用。常用範囲で3.4GHz、Turbo Boost時には4.2GHzまで回るので、ゲームに限らずどんな用途にも使えるCPUだ。性能の割に省電力性が高いのもポイント。カスタマイズすることで最新のCore i7-2700Kなど、さらに上位のCPUに変更することも可能だ。

CPU-Z1.58によるステータス。Core i7-2600の動作クロックは3.4GHz動作だが、アイドル時は自動的に1.6GHzにまでクロックを落とす

 ビデオカードのGeForce GTX 580は、シングルGPUとしては最速レベル。登場自体は2010年末だが、いまだにハイエンドGPUとして君臨しているコアゲーマー定番のモデルで、単体購入だと4~5万円。「バトルフィールド 3」の画質設定をUltraにしても30fpsで遊べるパワフルさだ(1920×1080ドット)。

GPU-Z0.5.5のステータス

 消費電力が高いGeForce GTX 580を安定動作させるため、電源はTopower製の700W。80PLUS BRONZEに対応する製品で、やはり単体で購入するとそれなりの価格になる。PCトータルの価格を12万円台に収めているのはかなり努力していると思う。

前モデルのケース幅が210mmだったのに対し、190mmとダウンサイジング。オプションだが、プロントパネルにUSB 3.0ポートを増設することもできる

拡張スロットのブラケットには排気用の穴が設けられており、放熱性に優れている。サイドパネルのネジも、ローレットスクリュー(手回しネジ)を採用している

 ケースもATX対応としてはよく練られており、幅が190mm、高さが435mm、奥行き475mmとかなりコンパクトに仕上がっている。奥行きがなくなると大型のビデオカードは入りにくいことが多いが、HDD搭載スペースを上手に処理してあり、全長270mmクラスのビデオカードの対応を可能としている。
 HDD搭載はスクリューレスのマウンターを採用し、増設も容易にできる。フロントパネル上部には、ちょっとした小物を置くための滑り止めもあって、これがなかなか使いやすい。SDカードやネジ類を置くにはかなり有効に使えるだろう。

ケース前面の上部に各種コネクタポートを集約。机の下に本体を設置した場合でも、無理な姿勢で電源スイッチなどを押さずに済む。さらに、小物を置くのに便利な滑り止め加工が施されている

前面に120mmの吸気ファンを搭載。HDDを冷やしつつケース内に空気を送り込む。フロントからファンにアクセスできるのがポイントで、わざわざHDDを外さなくてもファンを交換できる

3.5インチシャドウベイは、着脱に便利なスクリューレスマウンター方式を採用しており、HDDの増設も簡単に行なえる。ケースの開け閉めからHDDの増設までドライバー不要で作業できるのは便利

HDDは正面に対して横置きとしているため、奥行きが小さくなっても270mmサイズのビデオカードが載る。SLI構築も可能だ

チップセットにZ68を採用
高負荷にも耐えられる余裕のあるパーツ構成がウリ

 マザーボードにASUSeK製の「P8Z68-V」を採用するのも見逃せないポイント。Z68を採用する最新マザーで、SSDの領域の一部をHDDのキャッシュとして運用できる「Intel Smart Response Technlogy」にも対応する。後々、カスタマイズして性能を上げていくことが容易にできるのが嬉しい。
 アップグレードも視野に入れたPC購入を考えているなら、真っ先におすすめできる1台。高負荷にも耐えられる余裕のあるパーツ構成なので、マザーボードや電源の交換を考えずにいろいろなパーツを試すことができるだろう。

標準ではディスプレーは付属しないが、BTOのオプションで追加できる

2011年11月9日追記

 記事掲載後に、ツクモから「バトルフィールド 3」推奨モデルに認定された「G-GEAR バトルフィールド3 推奨スペックモデル」が発表された。発売日は11月9日で、価格は10万6980円。

「バトルフィールド 3」推奨モデルに認定された「G-GEAR バトルフィールド3 推奨スペックモデル」。H67マザーとGeForce GTX 570を採用し、価格は10万6980円


 前述の「G-GEAR GA7J-G35/ZS」との変更点は以下の通りだ。

  • マザーボード(チップセット):Intel Z68 Express → Intel H67 Express
  • グラフィック:GeForce GTX 580 → GeForce GTX 570
  • HDD容量:2TB → 1TB

 「バトルフィールド 3」のソフトは同梱されていないので別途購入する必要があるが、同ゲームをプレイするなら、メーカー公認の推奨モデルを選ぶというのも確実だ。先着200台限定で「バトルフィールド 3」仕様の特製マウスパッドとステッカーセットが付属する点も見逃せない。

(次ページへ続く)

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