「GeForce GTX 560」を搭載した「バトルフィールド 3」快適プレイモデル
マウスコンピューター「NEXTGEAR i550SA3」
編集部がおすすめするもう1台のPCは、ゲームPCやハイエンドPCで知られるマウスコンピューターのブランド「G-Tune」の「NEXTGEAR i550SA3」だ。10月28日に発売されたばかりで、8万円台の価格で「バトルフィールド 3」が快適プレイできる環境が手に入るので、コストパフォーマンスに優れたPCと言えるだろう。以下がその構成だ。
NEXTGEAR i550SA3(評価機構成) | |
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CPU | Intel Core i7-2600(3.4GHz) |
メモリ | PC3-10600 DDR3 8GB(4GB×2) |
ビデオカード | NVIDIA GeForce GTX560 |
ストレージ | SATA3 1TB HDD(7200rpm) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ(22倍速) |
電源 | 500W |
サイズ | 190(W)×495(D)×435(H)mm |
重量 | 12.5kg |
OS | Windows 7 Home Premium SP1 (64bit) |
価格 | 8万4840円(送料別) |
CPUはCore i7-2600。「バトルフィールド 3」をプレイするには過不足のない性能だ。組み合わされるチップセットはH67。Z68が登場した今、最新チップセットとは言えなくなっているが、それでも倍率フリーの“K”型番ではないCPUを動かすのに不都合があるわけではない。
メモリーも8GBがおごられており、4GBが標準的なこの価格帯では大盤振る舞い。HDDは1TBとなっているが、2TBや3TBに比べてゲームをする上での影響もない。SSDにカスタマイズすることもできる。
ビデオカードはミドルレンジに位置するGeFore GTX560。「バトルフィールド 3」が推奨するGPUであり、画質設定Highで30fpsでプレイできる実力を持つ(1920×1080ドット)。Highでプレイできればたいていの処理が美しく再現されるので、多くのユーザーが納得のいくレベルではないだろうか。上位GPUに比べると省電力性も高く、ピーク時でもシステム全体で300W程度。そのぶん電源もコンパクトなもので仕上げられている。
クールな印象を与えるケースも「NEXTGEAR」シリーズのポイントになるのでチェックしておきたい。フロントパネルは光沢仕上げ。パワーLEDはブルー、レッド、シアン、イエロー、マゼンダの5色で光らせることができ、気分に合わせて好みの色を選択可能だ。
内部も広く、SLI構築も可能なスペースを確保している。静音性にも気を配っており、筐体やサイドパネルの厚みも、安価なケースに使われる0.4mmではなくて0.6mm以上の剛性の高いものを採用。独自のケーブル処理によってエアフローも改善されている。実際にゲームをプレイしている時でも、PCの動作音を感じることはほとんどないはずだ。
ゲームに必要な機能に厳選し、リーズナブルに!
高い拡張性も見逃せない!
この構成で8万円台という魅力的な価格にばかり目がいきがちだが、「バトルフィールド 3」のプレイ目的で購入し、その後でアップグレードをしたい場合でもきちんと応えてくれる拡張性も備わっている。ATXケースを採用している点も嬉しいポイントではないだろうか。サポート体制もしっかりしているので、購入後のケアも問題なしだ。
編集部が選んだ2台のBTOパソコンを紹介してきた。どちらの機種も「バトルフィールド 3」をプレイするには十分な性能だ。最高のビデオカードを搭載したマシンを選ぶか、価格と性能のバランスが良いマシンにするか、はたまた見た目で選ぶか……。読者によってこだわりのポイントも違うだろう。じっくりと吟味して自分に最適な「バトルフィールド 3」マシンを選び出してもらいたい。