ソフトバンクはスマートフォン新製品として、「Vision SoftBank 007HW」「Yahoo! Phone」「SoftBank 007SH KT」の3モデルを発表した。
ファーウェイの世界戦略モデルが
早くも日本でもリリース
まずVision 007HWは、ファーウェイがグローバルで発表したばかりの最新Android 2.3端末。タッチ面がわずかに膨らんだ曲線美が特徴的なラウンドガラスと、アルミボディによるデザインが特徴的である。
主要スペックとしては、480×800ドットの解像度を持つ3.7型液晶を搭載し、本体サイズは約119×60×11mm。1GHz動作のクアルコム製Snapdragonを搭載する。またUIを簡単にまるごと変更できる「きせかえLab.」というサービスにも対応している。発売は9月中旬以降を予定。
ついにハードウェア版の
Yahoo!ケータイ(スマホ?)が登場
「Yahoo! Phone」は、すでに発表されている「AQUOS PHONE THE PREMIUM SoftBank 009SH」をベースにしたモデルだ。発売は9月下旬以降。
Yahoo! Phone(SoftBank 009SH Y)は、名前からもわかるようにYahoo! JAPANとのコラボレーションによって開発された。Yahoo! Phone専用の機能としては、Yahoo! JAPANが開発した専用ホームアプリ「Yahoo!ホーム」のほか、Yahoo! JAPANのサービスが利用できる各種アプリがプレインストールされている。
そのほかにも特典として、「Yahoo!プレミアム」の会費(月346円)が2年間無料に、またYahoo! JAPANの会員サービスである「スタークラブ」のランキングが2年間自動で「ゴールド」になる。このゴールドランクは、本来Yahoo! JAPAN内で対象サービスを3ヵ月間で5万円以上利用することが必要なもので、Yahoo!ショッピングのポイントが最大10倍付与されるなどの特典がある。
“キティ”モデルのスマケー「007SH KT」
007SH KTは、名前からもわかるようにすでに発売されている折りたたみ型“スマケー”「AQUOS PHONE 007SH」をベースにハローキティのデザインをあしらったモデルだ。発売は9月上旬以降。
まず外観では背面にハローキティを配置。キーについても世界観を意識したフォントが用いられている。ソフトウェアについてもメニュー画面、壁紙、デコレメール素材、電卓、アラームまでオリジナルコンテンツが各種プレインストールされているなど、ハローキティの世界観を楽しむことができる。
そのほか、ディスプレーを180度回転させることで、ハードテンキー型入力/フルタッチ型入力の双方に対応するほか、ワンセグ/FeliCa/赤外線通信などの各機能に対応するなど、基本スペックは007SHと同等である。
Vision 007HW | Yahoo! Phone | 007SH KT | |
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メーカー | ファーウェイ | シャープ | シャープ |
ディスプレー | 3.7型液晶 | 4型NewモバイルASV液晶 | 3.4型NewモバイルASV液晶(3D対応) |
画面解像度 | 480×800ドット | 540×960ドット | 480×854ドット |
サイズ | 約60×119×11mm | 約61.5×123×12mm | 約51.8×113×19.3(最薄部16.8)mm |
重量 | 約122g | 約129g | 約140g |
OS | Android 2.3 | ||
カメラ画素数 | 約500万画素CMOS | 約800万画素CMOS | 約1610万画素CCD |
Felica | × | ○ | ○ |
ワンセグ | × | ○ | ○ |
赤外線 | × | ○ | ○ |
防水 | × | × | ○ |
連続待受時間 | 約350時間 | 約550時間 | 約300時間 |
連続通話時間 | 約350分 | 約450分 | 約230分 |
カラバリ | オービタルブラック、ビビッドピンク | アドバンスドホワイト | アンティークベリー |