既報の通り、ソニー・エリクソン・モバイルから「Xperia ray SO-03C」が発表された。ここではその発表会の模様をお伝えする。
Xperia rayはNTTドコモから8月27日に発売予定のAndroid 2.3搭載スマートフォンで、約9.2mmという薄さと約100gの軽さが特徴となる。
発表会では、年2回のペースで神戸と東京で行なわれるファッションイベント「神戸コレクション」出演のトップモデルが登場。ファッションショーのような雰囲気で行なわれた。
これはXperiaと神戸コレクションがコラボするためで、8~9月で2つのキャンペーンが実施される。ひとつは神戸コレクション出展の25ブランドがデザインするオリジナル「背面カバープレゼントキャンペーン」で、8月10日13時から9月25日23時59分まで実施される。応募は本機のほか、「Xperia acro」からも行なえる。
もうひとつは、神戸コレクションの神戸公演(9月4日)と東京公演(9月17日)の会場で、背面カバーの展示や紹介を行なう「Xperia Collection Powered by KOBE Collection」。オリジナルブースの設置やステージでの紹介なども予定している。
Xperia rayで女性向け市場の扉を開く
発表会では、NTTドコモのプロダクト部 第二商品企画担当部長の山口文久氏が、Xperia rayの狙いや位置づけを説明。NTTドコモのスマートフォンにおいて、Xperiaが直近で50%強のシェアを保持しており販売は順調であるとした。
ただ、スマートフォン購入者の約60%が男性という現状があり「女性の方に喜んで、楽しんで持ってもらいたい商品を提供したい」と語った。
男性と比較して、女性はスマートフォンを選ぶ際にサイズや重さに重点を置いているとし、さらに端末を持ったときのフィット感も大事だという。
その点を考慮し、Xperia rayはサイズやデザインはもちろん、ピンク、ゴールド、ホワイトと女性に手に取ってもらえそうなカラーバリエーションを揃えた。
山口氏は初代Xperiaがスマホの扉を開いたように、Xperia rayが「若い女性の新たなスマートフォン市場の扉を開いていきたい」と意気込みを語った。