ソフトバンクモバイルは、DC-HSDPA技術を用いた下り最大42Mbpsのデータ通信サービス「ULTRA SPEED」対応のモバイルルーター「SoftBank 007Z」(ZTE製)を7月8日に発売する。
これに合わせて、完全定額制の「データし放題フラット for ULTRA SPEED」、2段階定額制の「データし放題 for ULTRA SPEED」の提供を開始する。「データし放題フラット for ULTRA SPEED」は本来月4980円だが、11月30日までのキャンペーン価格として、月3880円で使い続けることができる。「データし放題 for ULTRA SPEED」は同内容で月1400円~4980円(パケット単価は0.042円、キャンペーン終了後の上限は5460円)。ともに2年契約が前提で更新月以外の解約には契約解除料(9975円)が必要である。
「データし放題フラット for ULTRA SPEED」は、厳密にはULTRA SPEED用のデータ通信プラン「データフラットプラン for ULTRA SPEED」とイー・モバイル網を用いる「データフラットプランS」がセットになっている。ULTRA SPEEDは2011年3月にソフトバンクモバイルがスタートした新データ通信サービスで、当初の予定では2011年6月時点で人口カバー率は60%としていたため(関連記事)、イー・モバイル網との組み合わせでより広い範囲での利用が可能になると考えられる。
なお、「データフラットプラン for ULTRA SPEED」適用分の月間通信量が3000万パケット(約3.6GB)を超えたユーザーは翌々月の通信速度が、「データフラットプランS」適用分の1日の通信量が300万パケット(約366MB)を超えたユーザーは、当日の21時から翌日の2時までの通信速度が、それぞれ制御される。