3月1日、レッドハットは、「Red Hat Enterprise Linux 4 Extended Lifecycle Support」(以下、RHEL4 ELS)の提供を開始した。
RHEL4 ELSは、2005年に出荷開始された「Red Hat Enterprise Linux 4」の7年間の標準サポートに加え、3年間の延長サポートを提供するもの。これにより、2012年2月29日までの標準サポートを最大2015年2月末まで延長が可能となる。
サポートは延長時も、標準サポートと同様に無制限の技術問い合わせ、クリティカルなセキュリティ問題やバグに対する修正の提供などを含むサポートが提供される。
提供方法は、既存のRHELサブスクリプションのアドオンの形態で1年単位のサブスクリプションとなる。価格はオープンプライス。
同社では、Red Hat Enterprise Linux 4上でミッションクリティカルなシステムを延長して安定運用したいという顧客ニーズに対応が可能だとしている。