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CPU使用率を抑えつつパッチ処理できる

IBM、Tivoliブランドの端末管理ソフトウェア製品群を発表

2011年01月27日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 1月26日、日本アイ・ビー・エムは、ネットワークに接続する各種端末の管理をするソフトウェア製品群「IBM Tivoli Endpoint Manager V8.1」を発表。2月1日より提供開始する。

各種端末の管理をするソフトウェア製品群「IBM Tivoli Endpoint Manager V8.1」を発表

 IBM Tivoli Endpoint Manager V8.1は、企業内の各種端末に対し、パッチ・ソフトウェア配付やセキュリティー設定、ライセンス、電源などの一元管理ができる製品。

 管理対象端末に導入されるモジュールに、CPU使用率やネットワーク帯域の割合を制限機能があるため、これらの管理をシステム負荷を抑えたまま実施できる。従来はパッチ配付などの作業にパソコンが占有され、通常業務に差し障りが生じ、夜間の実施が必須だったが、本製品では、管理対象端末のCPU使用率を0.5~20%に設定でき、性能の低いパソコンでも端末ユーザーに負担を強いることなく、管理ができるという。

 また、従来はソフトウェア配付管理やインベントリー管理など、管理機能ごとに別々のソフトウェアを導入する必要があったが、本製品では各種管理を1つの画面で実施できる。

 価格は下表の通り。

製品名 価格(税抜)
Tivoli Endpoint Manager
for Lifecycle Management V8.1
1380万円
(管理対象端末数が1000の場合)
機能:資産管理、リモート制御、ソフトウェア配布、パッチ管理など
Tivoli Endpoint Manager
for Security and Compliance V8.1
1380万円
(管理対象端末数が1000の場合)
機能:資産管理、セキュリティー構成管理、脆弱性管理、パッチ管理など
Tivoli Endpoint Manager
for Patch Management V8.1
244万円
(管理対象端末数が1000の場合)
機能:パッチ管理のみ
Tivoli Endpoint Manager
for Power Management
286万円
(管理対象端末数が1000の場合)
機能:電源管理のみ

 なお、Tivoli Endpoint Manager for Patch Management V8.1とTivoli Endpoint Manager for Power Managementの機能は、Tivoli Endpoint Manager for Lifecycle Management V8.1とTivoli Endpoint Manager for Security and Compliance V8.1に含まれる。

プレスリリースに誤りがあり、新製品のうち、電源管理が可能なものは「Power Management」だけという連絡を日本IBMから受けました。本文は訂正済みです。(2011年1月31日)

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