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デスクトップ仮想化のすべて

デスクトップ仮想化のすべて

サーバー仮想化に続き注目を集めている仮想化技術が、クライアントOSを仮想化するデスクトップ仮想化だ。OSやアプリケーションを手元のPC上で実行するのが当たり前の従来の使い方から、どうかわるのか。そして、デスクトップ仮想化を実現する技術や仕組み、さらに主要3社のデスクトップ仮想化製品の戦略はどうなっているのか。デスクトップ仮想化のすべてを基礎から見ていこう。

2010年09月30日 06時00分更新

文● 渡邉利和、塩田紳二、瀬戸弘和/トレンドマイクロ株式会社

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  • デスクトップ仮想化を支える技術

    2010年09月30日 06時00分

    クラウド

    VDIをはじめとする実現方式を基礎から解説!

    デスクトップ仮想化を支える技術

    デスクトップ仮想化と聞くと、「VDI(Virtual Desktop Infrastructure)」だけが思い浮かぶかもしれない。しかし、ブレードPCやアプリケーション配信、さらにクライアントハイパーバイザといった技術も存在する。デスクトップ仮想化を知るための基礎として、こうした技術を見ていこう。

  • ネットブート型も網羅するシトリックスのデスクトップ仮想化

    2010年09月30日 06時00分

    クラウド

    ターミナルサービスの元祖は多彩な方式を提供

    ネットブート型も網羅するシトリックスのデスクトップ仮想化

    シトリックスは、Windows環境でのサーバサイド・コンピューティングに古くから取り組んでいる、この分野を代表する企業だ。初期のWindows Terminal Serverでは、基本技術をMSがCitrixからの提供を受けて実装していたという経緯もあり、Windows環境でのアプリケーション層の仮想化や画面転送技術についてはトップレベルにある。

  • 仮想化技術を核にデスクトップ仮想化を広げるVMware

    2010年10月01日 08時00分

    クラウド

    サーバー仮想化の元祖が提供するクライアントソリューション

    仮想化技術を核にデスクトップ仮想化を広げるVMware

    サーバー仮想化の分野では、特にエンタープライズユーザーを中心に広く活用されているVMwareは、デスクトップ仮想化に関しても「VMware View」を提供している。シトリックスが、基盤技術として画面転送技術を据えているのに対し、VMwareは当然ながら仮想化技術を前面に打ち出している点が両者の取り組みの最大の違いといえるだろう。

  • 買収から始め、一挙に環境を整えたマイクロソフトのVDI

    2010年10月04日 10時00分

    クラウド

    OSやアプリケーションを持つ強みを生かした戦略とは?

    買収から始め、一挙に環境を整えたマイクロソフトのVDI

    マイクロソフトの仮想環境は、サードパーティが先行しており、当初はサードパーティに協力する状態だった。しかし、2003年に米コネクティクスから仮想化技術を買収。これを元に開発したのがVirtual PCやWindows Virtual Serverである。

  • デスクトップ仮想化の課題の1つはウイルス対策

    2010年10月05日 06時00分

    クラウド

    検索時の負荷集中は仮想化の大敵!

    デスクトップ仮想化の課題の1つはウイルス対策

    仮想化ソフトウェアやシンクライアントの市場が拡大する中で、デスクトップ仮想化(VDI)が注目を集めている。しかし、デスクトップ仮想化には、メリットだけでなく課題もいくつか存在する。ここでは特にウイルス対策の面から、課題と具体的な対策方法を紹介する。

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