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新開発の「ハイブリッドビューファインダー」を採用

富士フイルムが高級コンデジの開発を表明

2010年09月21日 20時24分更新

文● ASCII.jp編集部

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 富士フイルムが新開発の「ハイブリッドビューファインダー」を採用する高級コンパクトデジタルカメラ「FinePix X100」を開発したと発表した。来年春の発売予定。

「FinePix X100」

「FinePix X100」は天面軍艦部と底面にマグネシウム合金を採用。天面に配置されたシャッタースピードダイヤルと絞り補正ダイヤルはすべて金属部品で構成されている

 ハイブリッドビューファインダーは、レンジファインダータイプのフィルムカメラで採用されていた「採光式ブライトフレームファインダー」をベースに、採光窓とブライトフレームに当たる部分を144万ドットの液晶パネルに置き換えたもの。

 プリズムからの光(映像)を液晶パネルに直接投射しつつ、情報なども表示できる。このため、光学ビューファインダーのクリアな映像と液晶ビューファインダーの利便性を両立できる。

 レンズは本機のために開発された、6群8枚非球面レンズ(ガラスモールド) 1枚の単焦点23mmフジノンレンズを採用。中心部だけでなく周辺まで高い解像感を実現したという。さらに、独自の光学設計により、開放値F2でも、絞りを1~2段絞り込んだ状態で高い解像感が得られる。

 撮像素子はAPS-CサイズのCMOSセンサー(1230万画素)を、画像処理エンジンは「EXRプロセッサー」を新たに採用。従来比約10倍の感度特性や高速なAFを実現したという。

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