マイクロリサーチ、6年ぶりのブロードバンドルーターはさらに高速化
3倍速の700Mbpsを実現!「NetGenesis GigaLink1000」
2010年07月16日 06時00分更新
7月15日、マイクロリサーチは、スループット700Mbpsの高速ブロードバンドルータ「NetGenesis GigaLink1000」を発表した。
2004年に同社(当時はマイクロ総合研究所)は、「NetGenesis SuperOPT-GFive」を発売している。この製品は、LAN側だけでなくWAN側もギガビットEthernetに対応し、240Mbpsのスループットを実現。ほかにもQoSやVLANに対応するなど、それまでの家庭用製品にはない高い機能を搭載する、ハイエンドなブロードバンドルータとして話題となった。
今回発表されたNetGenesis GigaLink1000は、6年ぶりとなる後継製品。1GHzのCPU、256MBメモリの搭載などハードウェアスペックを強化し、スループットを約3倍、アドレス変換同時処理性能を約8倍に向上。ローカルルータ時のFTP実測値で約700Mbpsの速度を達成した。
速度だけでなく、ポートベースVLAN/タグVLAN(IEEE 802.1Q)、QoS(IEEE 802.1p)、ポート単位の速度制限、通信内容を特定のポートにコピーするミラーポートなど、レイヤ2スイッチとしても高度な機能を搭載する。
価格はオープンで、市場予想販売価格は3万2800円(税別)。出荷開始は7月下旬となる。