このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

正式版IEEE 802.11nの実力を検証!

公称168Mbps! AtermWR8300Nの通信速度は本物か?

2009年11月30日 10時00分更新

文● 遠藤哲

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
Aterm WR8300N

IEEE 802.11nが正式制定され高速ワイヤレス時代に突入

 2009年9月12日、無線LAN規格のIEEE 802.11nが7年の歳月を経て正式な規格となった。一方国内では光回線のブロードバンド契約数が全体の50%を超え、100Mbps以上の高速ブロードバンド回線を活かす、高速ワイヤレスが必要とされている。

 今回レポートするNECアクセステクニカの「Aterm WR8300N」は、来るべき“高速ワイヤレス時代”に対応できるポテンシャルを秘めた1台だ。有線WAN/LANポートはすべてにGigabit Ethernet、無線LANはIEEE 802.11b/g/nに対応する。11nについては従来のドラフト2.0ではなく「11n正式対応」となり、スループットの速さをアピール。光回線を活かす無線LANルーターとなっている。その実力を検証してみよう。


実質的に最上位に匹敵する高速ワイヤレスルーター

 同社のブロードバンドルーターAtermシリーズには、Gigabit Ethernetを搭載し、IEEE 802.11a/b/g/nの4規格に対応したシリーズ最上位のWR8500Nがあり、WR8300Nは同シリーズのNo.2という位置付けだ。

WR8500NとWR8300N。外観は非常によく似ている

 しかし、WR8500Nが無線LANの4規格に対応しているといっても、同時に使える無線周波数は5GHz帯か2.4GHz帯のどちらか一方になってしまう。そう考えれば、WR8300Nは2.4GHz帯をサポートしたルーターとしては実質的にはシリーズ最上位に並ぶと考えて差し支えないだろう。

  本製品は前モデルから無線アンテナを内蔵したコンパクトで部屋のどこにおいても違和感のないスタイリッシュなボディーデザインを継承している。無線通信では電波の送受信部になるアンテナの周りに遮蔽物がないのが理想である。しかし、昨今の携帯電話のようにアンテナを内蔵しても十分に電波を送受信できるよう無線技術も進化している。本製品にもNECグループの蓄積した技術・ノウハウが使われているのだろう。内蔵アンテナでも部屋の隅から隅まで高速通信ができる。この点については後ほど計測結果を紹介しようと思う。

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン