Windows 7の32/64ビット版にも対応

オンライン更新など使い勝手向上!弥生顧客 10発売

TECH.ASCII.jp編集部

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 5月21日、弥生は顧客管理ソフトの「弥生顧客 10」の販売を開始した。新バージョンでは、オンラインアップデート機能の追加やクイックナビゲーターの改善、対応OSの強化などが行なわれている。

弥生の顧客管理ソフト「弥生顧客 10」。4月22日に発表された製品がついに発売された

 弥生顧客は、顧客の情報や購買履歴などの管理、ダイレクトメール送信時期の登録などを行なうソフトウェアで、飲食店やクリーニング店、レンタルビデオ店といった約30の業種別テンプレートを用意しているのが特徴。たとえば理美容業用であれば顧客の髪質やファッション、趣味嗜好を詳細に記録できるなど、各業種にあわせて管理項目がカスタマイズされている。このため、購入日からすぐに運用を開始できるとしている。

業種別テンプレートの一覧

理美容業、エステ・マッサージ店、クリーニング店、飲食店、飲食宅配業、不動産物件管理、不動産店子管理、大工・左官・リフォーム業、学習塾・カルチャースクール、檀家管理、開業医・歯科医、針・整体、自動車整備業、中古車販売業、ホテル・旅館業、保育所・幼稚園、レンタルビデオ店、レンタカー、貸スタジオ・貸会議室、写真スタジオ・DPE、ガソリンスタンド、OA機器販売業、酒店・米店、通信販売業、めがね店、ペットショップ、生保・損保、名刺管理、人事管理

 顧客データの分析や集計機能も搭載しており、「直近で購入した日はいつか」、「どれくらいの頻度で購買しているか」といった情報で顧客を抽出できる。これにより、「購入頻度は高いが購入金額が低い顧客に対しては、1回あたりの単価を上げる施策を行なうべき」といった対策が可能となる。

 導入支援としては、最大4ヶ月間、130名体制のスタッフによる操作サポートなどを受けられる「無料導入サポート」が付属する。この期間内であれば、バージョンアップは無料で行なえ、万が一使いこなせない場合は返品も可能となっている。

弥生販売の売り上げ明細の取り込み、Excelへの書き出し、筆まめ(クレオ)や駅すぱあと(ヴァル研究所)との連携などの機能も持つ

 新バージョンの特徴であるオンラインアップデート機能は、インターネットを通じて最新のアップデートプログラムをダウンロードできるというもの。また、クイックナビゲータは作業の流れをアイコンでわかりやすく表示するインターフェイスで、今回「よくある質問(FAQ)」、「弥生からお知らせ」の機能が加わった。

 対応OSはWindows XP SP3/Vista SP1以降に加え、Windows 7の32/64ビット版。

 価格は3万1500円で、30日間無料で使える体験版を用意している。また、バージョンアップや法令改正時の対応を行なうプログラムサポート、操作サポートなどが受けられる「あんしん保守サポート」は、サポート期間1年間で3万1500円となる。

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