Windows 7 32/64ビット版に対応
使いやすさを追求した「弥生顧客 10」登場
4月22日、弥生は「弥生シリーズ」の顧客管理ソフトの最新版「弥生顧客 10」を発表した。弥生シリーズや他社製品との連携機能を強化し、インターフェイスを修正するなど使い勝手を中心に改良を施している。

Windows 7に正式対応する「弥生顧客 10」
最新版ではWindows 7の32ビット版と64ビット版に対応し、オンラインでのソフトウェアアップデートも提供する。また、基本画面であるクイックナビゲータに「弥生からのお知らせ」と「よくある質問(FAQ)」が表示される。これにより、アップデート情報などを素早く確認できるという。
加えて、下記の連動製品の新バージョンへも対応した。
- クレオの「筆まめ」Ver.19,Ver.20
- ジャストシステム「ラベルマイティ9/10」
- ゼンリンの「ゼンリン電子地図帳 Zi Professional6/7」、「ゼンリン電子地図帳 Zi11/12」
- ヴァル研究所の「駅すぱあと」2009/10月改訂版、12月度改訂版
弥生顧客は、自社の顧客情報を一元管理・分析することができるソフトだ。顧客情報を入力する「顧客台帳」には、業種に合わせて入力項目を自由に追加でき、性別や年齢に合致する顧客を手軽に検索・抽出することが可能。さらに、履歴/予定管理機能により、過去の履歴情報から顧客の購買パターンを把握し、販促活動の予定を登録するなどの機能を搭載している。
たとえば美容室の場合、顧客の髪質やファッション、趣味、来店履歴などを記録することで、顧客に対する従業員の意思統一や来店サイクルに合わせた店舗案内メールの送信ができるようになる。
価格は3万1500円で、発売は5月21日。
