このページの本文へ

お客のニーズから考えるSEO対策 (8/8)

2009年11月10日 11時00分更新

記事提供:WPJ

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷
江口明日香第3話

田嶋校長のワンポイントアドバイス

SEO対策の基本はキーワードの選定から

田嶋節和
株式会社サーフボード代表取締役/Webマスタースクール校長


 お客様(消費者)は、目的(欲しい商品やサービス)を明確に持っています。そのため、お客様の大半はYahoo!やGoogleなどの検索エンジンに具体的なキーワードを入力して、お目当ての商品やサービスに関する情報を探します。検索結果での上位表示を狙うSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)対策は、Webサイトの存在をアピールするのに欠かせない集客手段です。


■効果的なキーワードを考える

 すべてのお客様が会社名や商品(サービス)名を知って検索するとは限りません。どのようなキーワードでSEO対策をするか(お客様がどのキーワードで検索したときに検索結果の上位に表示されたいか)検討します。集客効果を高めるには、自社のサイトに最適なキーワードを選ぶことがカギです。

 漫画の中で、駆け出しの頃のWebディレクターは「検索数が多いキーワードを選ぶこと」を勧めています。確かに検索数が多いキーワードはそれだけ需要があるということですから、間違いではありません。

 しかし、後にWebディレクター自身が反省しているように、必ずしも「検索数が多い=自社に効果的なキーワード」とは限りません。業種・業態が同じであっても、お客様が求めるものは多様です。仮に、お客様のニーズと合わないキーワードで集客できたとしても、商品の購入や予約申し込みといった最終的なサイトの目的(コンバージョン)にはつながらないでしょう。「自社の売り」と「お客様の心」を、うまく結びつける必要があります。

 そこで、自社の商品やサービスの特徴から、商品やサービス求めているお客様が入力することを想定した具体的なキーワードを考えましょう。たとえば、温泉地の老舗旅館に「食事を楽しみたい」「落ち着いた雰囲気を味わいたい」といった要望があるとしたら、キーワードには「お部屋食」「高級旅館」「料理旅館」などが考えられます。一方、リゾートホテルに「プライベートを守りたい」「誕生日などの記念日に泊まりたい」といった要望があるとしたら、「貸切露天風呂」「記念日プラン」などのキーワードが考えられるでしょう。

 自社の客層に近い競合他社のサイトやPPC広告、類語.jp(http://ruigo.jp/)などを参考にしながら、2~3語を組み合わせた複合キーワードを10個程度選びましょう。選定したキーワードは、サイト内の各ページのタイトルや紹介文、見出し、本文にちりばめ、検索エンジンのクローラーに拾ってもらえるようにします。対策後はPDCAサイクルを回し、一定期間後に設定したキーワードで集客・コンバージョンできているか、ログ解析などで確認し、改善につなげましょう。

前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 次へ

この連載の記事

一覧へ
Web Professionalトップページバナー

この記事の編集者は以下の記事をオススメしています

ASCII.jp会員サービス 週刊Web Professional登録

Webディレクター江口明日香が行く