10月22日に一般ユーザー向け販売が開始される、次世代OS「Windows 7」。しかし、一足先に企業向けのボリュームライセンス(VL)が9月1日に提供開始された。
また、法人向けに「早期アップグレード割引キャンペーン」として、Windows Vista BusinessからWindows 7 Professionalへのアップグレードを優待価格1万9800円(従来は2万2600円)とする施策も発表されている。
マイクロソフトは21社のパートナー企業を通じて、Windows XP環境の独自アプリケーションの検証や移行、仮想化/管理ソリューションの提供など、Windows 7を導入するために30のソリューションサービスが提供開始するとしている。現状最新のOS「Windows Vista」は、セキュリティー管理などが大幅に刷新された反面、Windows XPとの互換性やインターフェースの違いなどから広く普及したとは言い難い。それを踏まえての施策で、同社では163の法人・企業がWindows 7の早期採用や導入を表明している、と当初から出足の良さをアピールしている。
なお、ASCII.jpではビジネス利用でのWindows 7の普及・促進について、マイクロソフトを始め、PCメーカー各社の要人にインタビューを敢行。連日特集記事を公開していく予定だ。