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頭一つ抜き出たコンデジ! リコーのGRDIIIを試す

2009年08月18日 12時00分更新

文● 小林伸、人物モデル●渡辺 理恵

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感度別撮影サンプル(昼間)

ISO 64

ISO 64

ISO 100

ISO 100

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600


感度別撮影サンプル(夜景)

ISO 64

ISO 64

ISO 100

ISO 100

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 1600(ノイズリダクション設定OFF時)

ISO 1600(ノイズリダクション設定OFF時)

 感度は、ISO 400までは常用で使えるレベルだ。ISO 800以上では若干ノイズが見られるが、質感を損なう程ではない。なお、ISO 400以上ではノイズリダクション(弱)をかけているが、ノイズリダクションなしの状態とあまり違いがなく、質感を重視する傾向が窺える。


カメラ任せでいい写真を撮りたい人にお勧め

 GRDIIIは、レンズも映像エンジンも進化して、他社の同クラスのデジカメから頭一つ抜き出ているとは思う。しかし、あくまでコンパクトデジタルカメラという括りの中ということを忘れてはいけない。デジタル一眼レフカメラと比較するのは酷な話である。

 APS-Cやフォーサーズと比較してしまうと撮像素子の小ささはいかんともしがたい。小さい撮像素子を採用しているからこそ、この小型なボディが再現できているともいえる。そのあたりを含みおいた上で、画質がいいものが欲しいというニーズには確実に応えてくれるカメラがGRDⅢである。

 従来機からの乗り換えもさることながら、カメラ任せの機能が改良されたことで、新規ユーザーが何も知らずにシャッターを押しても確実にキレイな写真が撮れる。初心者でも画質にこだわるのであれば使ってみてもいいだろう。

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