URLフィルタリング製品・サービスを手がけるネットスターは、同社のフィルタリングサービス「サイトアンパイア」がインターネットイニシアティブ(IIJ)のSEILに採用されたことを発表した。
サイトアンパイアは、2007年から提供されているURLフィルタリングサービスで、管理者の設定したカテゴリに従って、従業員のWeb閲覧に制限をかけられる。例外的に閲覧を許可するサイトを指定したり、掲示板への書き込みのみを禁止するなどの設定も可能だ。
また、サイトアンパイアの最大の特徴はクライアントPC上ではなく、ルータ上で動作する点。これまでヤマハやセンチュリーシステムズの中小企業向けルータでサポートされていたが、今回IIJの「SEIL」にも対応した。
SEILは「SEILレンタルサービス」やマネージドVPNサービス「IIJ SMF sxサービス」で利用されるIIJ自社開発の高機能ルータで、対応機種はSEIL/B1やX1、X2など。サイトアンパイアによるURLフィルタリングサービスは、1ライセンスで50台までの端末をカバーし、年額16万円となっている。
「掲示板への書き込みのみを禁止する機能」はSEIL版でのみ実現されており、ヤマハやセンチュリーシステムズの製品では対応していないとのこと。ベンダーからの指摘がありましたので、補足させていただきます。(2009年4月17日)