アソビットゲームシティでは、エスカレーターを登った先で、大きな画面と等身大のキャラクターポップが出迎えてくれる |
プレイステーション用RPGとしてソニー・コンピュータエンタテインメントが発売した「ワイルドアームズ」の登場から今年で10年。その節目に当たる今年も終わろうという12月14日に発売となったのが、プレイステーション2用RPG「ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード」。タイトル名からもわかるように、5番目のワイルドアームズシリーズとなる。発売自体は6タイトル目だが、初代ワイルドアームズをプレイステーション2向けにリニューアルした「ワイルドアームズ アルターコード:F」が3作目と4作目の間にあるからだ。
ショップでも、話題のRPG最新作ということでデモの放映にも力が入っており、プレイステーション2では今週一押しタイトルとするショップもあった。ここのところ複数タイトルが並ぶことが多かったのでおとなしく感じてしまうが、他のタイトルに負けない注目作品なのは間違いない。店頭での販売価格は6000円前後。また予約特典となっていたプロモーションビデオやイベント光景、サントラを収録した「ワイルドアームズ アニバーサリーディスク」を先着特典としてつけているショップもあった。
ソフマップ秋葉原本店では、2画面をつかってデモを放映。ここのところ別々のタイトルで対決スタイルを取っていただけに新鮮だ | 当然、平置きスペースも一番の大きい。プレイステーション2用タイトルでは一番注目だ |
本作も従来のシリーズ同様、舞台は“ファルガイア”。お馴染みの西部劇風のデザインとSFと拳銃で、新たな冒険を楽しめる。戦闘システムは、前作「ワイルドアームズ ザ フォースデトネイター」を引き継ぎ、さらに進化している。見た目を楽しめるカメラワークや3人パーティで挑む戦闘は、移動や行動、メンバーチェンジのタイミングや仲間と協力して行なうコンビネーションアーツで必殺技と戦略も楽しめる。また成長もポイントを割り振って自分の戦い方に会わせた個性をもたせられる“GCグラフ”システムを引き継いでいる。
さらにゲーム内だけでなくウェブサイトと連携したイベントも用意している。ゲーム内に登場するアイテム「アクセスメモ」に書かれたキーワードを、公式サイトの入力ページに入力するとオリジナル壁紙を入手できるのだ。
デモで流れている主題歌は、水樹奈々さんの歌う「Justice to Believe」。シングルCDはゲームに先駆けて11月15日に発売されており、秋葉原を歩いていると耳にすることも多かった。水樹奈々さんはヒロインのレベッカ役も演じている。
「テレカ」や「ワイルドアームズ アニバーサリーディスク」といった特典もファンには嬉しい |