サーバ関連の商品に強いファナティックから、オリジナルのSocket 940対応デュアルCPUマザー「FC-H8DC8/H8DCi」とSocket 939対応マザー「FC-H8SSL-R10」が登場した。
Socket 940対応のファナティック製デュアルCPUマザー「FC-H8DC8」。ファームファクタはExtended ATX | 「FC-H8DC8」からSCSIコントローラを省いた廉価版にあたる「FC-H8DCi」 |
“ファナティックオリジナル”という「FC-H8DC8/H8DCi」はデュアルコア“Opteron 2xx”シリーズに対応したデュアルCPUマザーで、チップセットに“nForce Professional 2200”+“nForce Professional 2050”を採用している。拡張スロットはPCI Express x16×2、PCI Express x4×1、PCI-X(133)×1、PCI-X(100)×1、PCI×1という構成。メモリスロットは8本搭載しており、DDR400に対応したECC レジスタードメモリを最大16GB、もしくはDDR333に対応したECC レジスタードメモリを最大32GBまで搭載可能だ。オンボードインターフェイスは、チップセット内蔵のVGA機能、デュアルギガビットイーサネット、6chサウンド、Seial ATA×4(RAID 0/1/0+1対応)など。なお、「FC-H8DC8」にはAdaptec製“AIC-7902W”チップによるSCSIコントローラを搭載する。価格はファナティック東京店で「FC-H8DC8」が7万7490円、「FC-H8DC8i」が6万8040円。
「FC-H8DC8」のSCSIコントローラはAdaptec製“AIC-7902W”チップを採用。「FC-H8DCi」にはこのチップが搭載されていない | リアインターフェイスはデュアルギガビットイーサネット、6chサウンドなど |
一方、「FC-H8SSL-R10」はチップセットに“ServerWorks HT1000”を採用したATXマザー。拡張スロットはPCI-X(133)×1、PCI×2という構成で、DDR400に対応したECC レジスタードメモリスロット4本(最大8GBまで)搭載している。また、温度/電圧/ファン/電力供給/シャーシといったサーバの物理的な健全性を監視する共通のインターフェイスを定義する規格“IPMI 2.0”をサポートする。オンボードインターフェイスは、ATI製“Rage XL 8MB”によるVGA機能、Broadcom製“BCM5704C”コントローラによるデュアルギガビットイーサネット、Seial ATA×4(RAID 0/1/10対応)など。価格はファナティック東京店で3万9800円。
Socket 939対応のファナティック製マザー「FC-H8SSL-R10」 | ATI製“Rage XL”チップによるVGA機能を搭載している。ビデオメモリは8MB |
LANコントローラは、Broadcom製“BCM5704C”チップによる、デュアルギガビットイーサネットだ | リアインターフェイスはデュアルギガビットイーサネット、USB 2.0×2など |