MSIから“RADEON X1800 XT”搭載ビデオカード「RX1800XT-VT2D512E」と“RADEON X1600 XT”搭載の「RX1600XT-T2D256E」が登場した。中でも「RX1600XT-T2D256E」はATIが発表した通りのコア/メモリクロックとなっている点に注目だ。
ATI公式仕様の590MHz/1.38GHz(MSIのウェブサイトでは587MHz/1386MHzと記載)となる「RX1600XT-T2D256E」 |
XIAiと玄人志向から発売された製品とはスペックが大きく異なる |
まず紹介するのは“RADEON X1600 XT”搭載の「RX1600XT-T2D256E」。同GPUを搭載したビデオカードは昨日XIAiと玄人志向から発売されたばかりだが、本日登場の「RX1600XT-T2D256E」とはスペックが大きく異なる。というのもXIAi、玄人志向の両モデルはコア/メモリクロックが590MHz/800MHzだったのに対し、「RX1600XT-T2D256E」ではATI公式仕様の590MHz/1.38GHz(MSIのウェブサイトでは587MHz/1386MHzと記載)。搭載メモリもDDR2 256MBからDDR3 256MBへと変更されている。なお、インターフェイスはDVI-I×2と、HDTV対応のTV-OUTとなる。
価格はBLESS秋葉原本店で2万4980円。明日から販売予定のT-ZONE.PC DIY SHOPでは2万6480円。XIAi、玄人志向の価格と比較すると約1000~3000円ほど高いが、パフォーマンスを考慮すればある意味“妥当”といえる価格設定だろう。
搭載メモリもDDR2 256MBからDDR3 256MBへと変更されている | 付属品の各種ケーブルや変換アダプタ類 |
同時発売の“RADEON X1800 XT”搭載ビデオカード「RX1800XT-VT2D512E」は、ご覧のようにいわゆるリファレンスデザインを採用する製品だ。コア/メモリクロックが625MHz/1.5GHz、搭載メモリがGDDR3 512MB。インターフェイスはDual DVI/VIVO(TV-OutはHDTV対応)で各種ケーブルや変換アダプタ類が付属。さらにゲームソフトに「Colin McRae Rally 2005 英語版」が同梱されているのが確認できた。こちらものT-ZONE.PC DIY SHOPで明日から販売予定。価格は7万6800円だ。
いわゆるリファレンスデザインを採用する「RX1800XT-VT2D512E」 | どこかの映画で見たようなロボットが目印のパッケージだ | |
コア/メモリクロックが625MHz/1.5GHz、搭載メモリがGDDR3 512MB | 「Colin McRae Rally 2005 英語版」が同梱されている |