18日に日本AMD主催の“AMD Athlon 64 X2 デュアルコア・プロセッサ発売記念イベント”が秋葉原の各ショップで開催され、各店舗に100名以上が参加した。イベントの冒頭では先月就任したばかりの日本AMDの新社長ディビッド M. ユーゼ氏が日本語でスピーチを行なった。
AMD Athlon 64 X2 デュアルコア・プロセッサ発売記念イベント | 日本語で熱弁をふるうディビット M.ユーゼ氏 |
デモでは、シングルコアの「Athlon 64 4000+」とデュアルコアの「Athlon 64 X2 4800+」を搭載したPCで同時にベンチマークを行ない、性能を比較(スペックは下の写真参照)。カクタソフマップで行なったベンチマークでは、3Dグラフィックソフト「Shade 8」でのレンダリング時間はシングルコアで53秒、デュアルコアで27秒。また、「TMPEGEnc 3.0 Xpress」を使用したエンコード処理(ファイルサイズ50MBのWMVファイル/50秒の映像)では、シングルコアで1分12秒、デュアルコアで37秒という結果だった。
質疑応答で「“Athlon 64 X2”に動物のコードネームをつけるとしたら?」というユーザーからの質問にユーゼ氏は「これは“King of Beast”だ。ライオンでしょう!」と回答した。また、「MacintoshにAthlonを積んで欲しい」という要望に対しては、「私どもも同じ気持ちです。アップルは勉強が必要」とコメント。さらに、「“Athlon 64 X2”の出荷が少なく欲しくても手に入らない人がいるようですが?」という厳しい質問にも、「本社の社長に無理を言って優先的に日本に“Athlon 64 X2”割り当ててもらった」と発言した。
じゃんけん大会の賞品はアルミ製カバンや「TMPEGEnc」など。“Athlon 64 X2”とかけて、64MBのUSBメモリ×2という賞品もあった | 会場でアンケートに答えるとAMDオリジナルグッズが貰えた |