(株)ニコンは20日、ニコンカメラ販売(株)がデジタル一眼レフカメラ『ニコンD70』の後継機種となる『ニコンD70s』を27日に発売すると発表した。併せて、ズームレンズ『AF-S DX ズームニッコール ED 18 ~70mm F3.5~4.5G(IF)』とのセット『D70s レンズキット』も発売する。価格はオープン。編集部による予想販売価格は、『ニコンD70s』が10万円前後、『D70s レンズキット』が13万円前後。
『ニコンD70s』 |
『ニコンD70s』は、2004年1月に発表したデジタル一眼レフカメラ『ニコンD70』の後継機種。同時発売のリモートコード『MC-DC1』(価格は3675円)に対応したほか、モニター用液晶パネルの大型化(1.8インチから2.0インチ約13万画素へ)、新デザインのメニュー/アイコン表示の採用、リチウムイオンバッテリーの大容量化(EN-EL3a:約2500枚の撮影が可能)、オートフォーカスの性能向上(合焦精度/捕捉能力/追尾能力)、内蔵スピードライトの照射角の広角レンズ対応(20mmから18mmへ)、のぞきやすくなった接眼目当て(DK-20)の採用など、細かい部分を機能強化したのが特徴。外観デザインも一部変更されている。
『MC-DC1』 |
本体サイズは幅140×奥行き78×高さ111mm、重量は約600g(バッテリー/CFカード/ボディーキャップ/モニターカバーを除く)。クイックチャージャー(MH-18a)、USBケーブル(UC-E4)、ビデオケーブル、ストラップ、液晶モニターカバー(BM-5)、ボディーキャップ、アイピースキャップ(DK-5)、接眼目当て(DK-20)、アプリケーションソフト『PictureProject』が付属する。
同時発売の『D70s レンズキット』は、『ニコンD70s』に『AF-S DX ズームニッコール ED 18~70mm F3.5~4.5G(IF)』を同梱したセット。