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【PHOTOEXPO 2004 Vol.5】野鳥観察に最適!? 望遠鏡と“BIGJOB”をつなぐアダプターを参考出展――富士フイルム&オリンパス

2004年03月22日 02時45分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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富士写真フイルムブースで積極展開していた『FinePix F710』
富士写真フイルムブースで積極展開していた『FinePix F710』

エキスポ前の今月12日に、『FinePix F710』『同 A340』『同 A330』の発売日決定のアナウンスを行なった富士写真フイルム(株)。ブースでは、特に広いダイナミックレンジを持つという“スーパーCCDハニカムIV SR”搭載のFinePix F710を中心に、試写体験コーナーの設置や内部パーツの展示を行なうなど、積極的にアピールしていた。



FinePix F710の分解モデル
ブース内に展示されていたFinePix F710の分解モデル

同ブースで注目したいのが、富士写真光機(株)(フジノン)の野外望遠鏡“防水対応フィールドスコープ”シリーズ(SUPER ED 80/SUPER 80/SUPER 60-A/SUPER 60-S)と、富士写真フイルムの防水防塵デジタルカメラ『BIGJOB HD-1』を組み合わせるレンズアダプターだ(名称および発売日価格未定)。接眼レンズとして“30xW"(35mmフィルムカメラ換算時:f=1140~3420mm相当)、“25xLR”(同:f=950~2850mm相当、ただしカメラ側のズーム倍率によって四隅にケラレが生じる場合あり)を利用可能で、スコープもカメラも防水処理が施されているため、雨天や霧の中でも野鳥観察・撮影が行なえるという。

説明員に詳細を尋ねると、「来場者の反応によって発売時期や販売形態を決めたい。アダプター単体で発売するか、スコープとカメラ、アダプターをセットにして販売するかも検討中」との回答を得た。

フィールドスコープとBIGJOBを接続する“アダプター”を参考出展していたフィールドスコープとBIGJOBを接続する“アダプター”参考出展していた

目立つF1カーと目立つ水着モデルで盛り上がったオリンパスブース
会場の入り口という絶好のスペースに、目立つ車(F1カー)と目立つ水着モデルが並び、数多くのフラッシュがたかれていたオリンパスブース

富士写真フイルムから通路を挟んで向かい側にブースを構えるオリンパス(株)は、エキスポ直前の18日に発表したコンパクトデジタルカメラ『CAMEDIA X-3』『CAMEDIA X350』の2製品を前面に展開する。特にブースの入り口近くの目立つ場所にはF1レースカーとモデルのシューティングゾーン(試写コーナー)を設け、会場に集まった多くカメラファンが盛んにフラッシュを炊いていた。



E-1の試写コーナー
高い位置に設けられたE-1の試写コーナー

ブース内で注目は、一眼レフデジタルカメラ『E-1』の試写コーナーで、一段高くなった場所に合計12台の試用機を並べて、来場者は自由に構えたりシャッターを切る操作を試すことができた。

『P-10』『CAMEDIA X-3』『CAMEDIA X-350』
家庭向け昇華型プリンター『P-10』、コンパクトデジタルカメラ『CAMEDIA X-3』(中央手前)と『CAMEDIA X-350』(左)

また、コンパクトデジタルカメラと相性のよさそうな家庭向けL判/ポストカードプリンター『P-10』も、今月12日の発売直後とあって、盛んにアピールしていた。昇華型熱転写方式でオーバーコート処理も行なわれるため、表面にはツヤがあり、耐水性耐光性も高いという。印刷解像度は310dpi。デジタルカメラとプリンターを直接接続して印刷する統一規格“PictBridge”対応製品であれば、同社のカメラ以外でもパソコンなしで印刷可能。会場では、CAMEDIA X-3やX-350で撮影した画像をその場で出力して手渡すサービスが行なわれていた。

コンパクトデジタルカメラ『CAMEDIA X-3』 コンパクトデジタルカメラ『CAMEDIA X-350』
610万画素CCDと新画像処理エンジン“TruePic TURBO”を搭載したコンパクトデジタルカメラ『CAMEDIA X-3』入門者向け320万画素コンパクトデジタルカメラ『CAMEDIA X-350』

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