シングルプロセッサ対応のOpteronマザーASUSTeK「SK8N」 |
以前こちらでもお伝えしたように、予約受け付けが始まったシングルプロセッサ対応のOpteronマザーボードASUSTeK「SK8N」だが、近々とも言われる発売を前に展示がスタートしている。7月上旬発売予定として展示を行っているのはT-ZONE.PC DIY SHOPで「価格は2万円後半?」という記述もみえる。
Socket940のすぐ右にDDR DIMMスロットが4本並ぶ | NVIDIAが4月に発表した64bitCPU Opteron用のチップセット“NVIDIA nForce3 Pro150”を搭載 |
チップセットは、NVIDIAが4月に発表したOpteron用シングルプロセッサ対応の“nForce3 Pro150”。nVIDIAのウェブサイトによれば1チップ構成という表記が見えるほか、CPUとの間は“HyperTransport”で結ばれる。AGP8X対応、USB2.0対応、Serial ATA/IDE RAID機能、イーサネット機能を内蔵するという。
マザーボード本体は、AGPスロットを搭載するのが大きな特徴となっている他、写真のようにSocket940のすぐ右にDDR DIMMスロットが4本並ぶなど通常のマザーとはやや異なるスタイル。しかしそれ以外の仕様は、コンシュマー向けの製品に近いものだ。オンボードインターフェイスには、Promise“PDC20378”によるSerial ATA RAIDやIEEE1394、サウンド、10/100Baseイーサネットなどが確認できる。拡張スロットは×8対応のAGPが1、PCIが5、デュアルチャンネルECC Registered対応DDR DIMMスロットが4(PC2700、最大8GBまで搭載可能)という構成だ。
しっかり“SK8N”と書かれたパッケージに収められていた | マニュアルには“NVIDIA nForce3 Pro150”と記載されている |
ショップによるとマザーボードはサンプル品扱いということだが、“SK8N”と書かれたパッケージに収められ、マニュアルやドライバCD、その他付属品も完備していることから考えて発売はそう遠くないものと思われる。価格も2万円台とすればOpteronマザーとしては手頃なため、人気を呼ぶモデルとなりそうだ。
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