エプソンダイレクト(株)は4日、TVチューナー搭載MPEG-2エンコーダーカード内蔵のコンパクトデスクトップ“EDiCube MXシリーズ”とモバイルPentium 4-M搭載のA4ノートパソコン“EDiCube Rシリーズ”をリニューアルし、同日付けで受注を開始すると発表した。価格はEDiCube MXが従来と変わらず11万4800円から、EDiCube Rは16万2800円から。
DVD+VRに対応し、HDDを経由することなくDVD+RW/+Rメディアに直接記録可能になった“EDiCube MX” |
EDiCube MXは、プレインストールのTV閲覧・録画ソフト『Symphovision』をバージョンアップし、DVD+RW/+Rメディアに直接映像や音声を記録・保存できるDVD+VR方式に新たに対応、リモコンも標準添付となった。そのほかのハードウェアスペックは従来から変更ない。製品名は、CPUにPentium 4-2.53GHzを搭載する従来のMX2700HTV(Windows XP Home Editionプレインストール)が『MX3700HVR』、MX2700PTV(同 Professional)が『MX3700PVR』、Celeron-2GHzを搭載する従来のMX2500HTVが『MX3500HVR』、MX2500PTVが『MX3500PVR』となる。なお、既存ユーザーへのソフトウェアアップグレードは現在未定。
無線LAN機能を内蔵した“EDiCube R” |
EDiCube RはIEEE802.11b規格に準拠する無線LAN機能を標準搭載した。アンテナは液晶ディスプレーの右サイドに内蔵。そのほかのハードウェアスペックは従来から変更ない。製品名はモバイルPentium 4-M-2GHz搭載の“R850シリーズ”が“R855”に、同-1.80GHz搭載の“R750シリーズ”が“R755”にそれぞれ変更となる。