まるでジェットエンジンのような形状のドイツVERAX社製8cm角25mm厚ファンのサンプルがCUSTOMに入荷した。型番は「80251231-KF」。国内代理店はZaWardとなる予定だ。
上写真の反対側。こちらのフレームは大きく広げられておりごく普通の外観 | 横から見るとこういう形状になっている。風向きは下から上 |
モーター部分が半球状に成形されており、羽根は風車というよりタービンと呼びたくなるような形状のもの。横から見ると、フレームは底面から上部にかけて細く絞られており、風は細い方から広がっている方に抜ける形だ。
静音をうたっており、騒音値は少なくとも15dB以下とのことで、実際動作させてみるとモーターの高周波音がわずかに聞こえるのみで風切り音はほとんどなかった。販売開始は12月上旬が予定されているが、難点はコストの高さとのことで、予価は6000円前後が予定されている。なお当面日本に導入されるのは8cm角のみで、温度センサを搭載した可変速バージョンも発売予定とのこと。
また、このファンを使用したATX300W電源も予定されている。定格こそ300Wだが、5V-3.3Vのコンバイン出力が200Wと大容量なのが特徴。サンプル版ではOEM先のFSPによる型番ラベルが付いているが、発売時にはVERAXブランドのものに差し変わるようだ。こちらの発売は12月下旬予定で、予価は2万円前後となっている。
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