ソニーから、2機種のCD-RWドライブが発売された。1つはPCMCIA接続ポータブルタイプコンボドライブ「CRX85MA」、もう1つは内蔵40倍速書き込みタイプの「CRX195A1」だ。
CRX85MAは、昨年10月に同社から発売された内蔵タイプの「CRX175M」と同様、本体正面左側にメモリースティックスロットを持つのが特徴。接続時にはそれぞれ別のドライブとして認識され、単にドライブとカードリーダを一体化したものということになるが、カードリーダを持ち運ぶ手間が省けるというのはモバイラーには嬉しいところだろう。
メモリースティックスロット。Magic Gateメモリースティックには対応していない |
インターフェイスはPCMCIA TypeIIで、本体サイズは129(W)×134(D)×19(H)mm。書き込み速度最大20倍速、書き換え速度最大8倍速、読み出し速度最大24倍速、DVD-ROM読み出し速度最大8倍速で、キャッシュ容量は8MBとなっている。バッファアンダーランエラー防止機能としては、ソニー独自の「Power-Burn」を採用、さらに外部からの衝撃を検出するセンサを搭載し、衝撃を受けたら瞬時に記録を中断、安定したのち書き込みを再開することにより安全に書き込みができるという。同梱ソフトはライティングソフト「B's Recorder GOLD」、パケットライティングソフト「B's Crip」、DVD再生ソフト「PowerDVD」のほか、バックアップソフト、フォトレタッチソフト、音楽再生/録音ソフトなど多彩だ。
そしてCRX195A1は、現時点で最速タイの40倍速書き込みドライブでありながら、リテール版でいきなり1万4000円台という低価格となっている。かつて32倍速の「CRX185A1」が登場した際もその低価格に驚かされたが、その再来というわけだ。
またCRX185A1はLite-On製ドライブ、もしくはピックアップ部分のOEM品と見られているが、価格を考えると今回のCRX195A1も同様という可能性はある。
書き込み速度40倍速のほかは書き換え速度12倍速、読み出し速度48倍速。キャッシュ容量は2MB。こちらも「Power-Burn」を搭載しており、同梱ソフトはライティングソフト「B's Recorder GOLD」、パケットライティングソフト「B's Crip」の組み合わせだ。
双方ともに入荷したのはTSUKUMO eX.。価格はCRX85MAが3万7799円、CRX195A1が1万4799円となっている。
【関連記事】