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ドライブ着脱機構にひと工夫のMicroATXケースが店頭に

2002年04月18日 23時50分更新

文● 編集部

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CK-1007CG/200P4&CK-1007SV/200P4

 スリムタイプのMicroATXケースでありながら、Low Profile以外の一般的なAGP/PCIカードにも対応した製品は、アキバで一定の地位を築いている。それだけに各社差別化が必要になってくるのだが、今回PCパーツ代理店のセリング扱いで登場したCasetek製MicroATXケースは、各種ドライブの着脱機構に工夫が見られるのが特徴だ。シャンパンゴールドのフェイスとベージュのボディカラーを採用する「CK-1007CG/200P4」と、シルバーのフェイスとブラックのボディカラーを採用する「CK-1007SV/200P4」2種類が店頭に並んでいる。



カートリッジ取り出し

 ドライブベイは5インチ×1、3.5インチ×1、シャドウ×2で、2.5インチシャドウも2つ搭載。このうち5インチ×1/シャドウ×1/2.5インチ×2はカートリッジ式の台座に取り付ける仕様となっていて、ネジ2本を外すと片手でカートリッジごとスライドさせて引き出し可能。カートリッジの採用により、これまででは搭載できなかったような場所にドライブを取り付けられるようになったのは注目に値するだろう。最終的に接続する際にはATAPIケーブルの取り回しがややアクロバティックになる可能性もあるが、小型筐体でこれだけの拡張性を確保したのは見逃せないところだ。なお、残りのシャドウ×1も単独でネジ1本にて取り出せるようになっている。なお、カートリッジやシャドウベイを固定しようとしたとき、ネジ穴のズレもなくしっかりと止められる立て付けの良さは付記する必要があるだろう。



カートリッジ シャドウベイ 2.5インチシャドウベイ
5インチ×1、シャドウ×1、2.5インチシャドウ×2のドライブベイを持つカートリッジ。写真向かって左のネジ部分を本体側のレールに合わせるようにして着脱する左の写真でいうと底面に用意されているシャドウベイ。ケーブルの取り回しにはやや苦労するかもしれない珍しい2.5インチシャドウベイ。HDDが余っているならおもしろいベイだ
側面

 サイズは137(W)×375(D)×355(H)mm。電源はSeventeam製のPentium 4対応200W SFX電源「ST-201MQ」で、このほかケース背面には60mm角ファンを用意し、フロントにはUSB端子を引き出せる。従来製品に見られたようなシンプルなフェイスではなく、中央部にアクセントのある、高級感のあるデザインを採用しているのも目を引く。
 価格は2色ともにコムサテライト3号店で9280円、高速電脳で9800円と、しっかりした作りの分だけ若干高め。なお若松通商LAN/PLAZAでも入荷を確認できた。



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