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“キーボード台座つき”の省スペースケースが販売開始

2000年12月16日 18時24分更新

文● 小磯

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 省スペースを強く意識したMicroATX規格のPCケース「IDX-500/S」の販売がコムサテライト3号店で始まっている。

 なんと言っても特徴はセット販売される専用の台座。この台座はそのままキーボードの収納スペースとして使用可能で、使わない時に、PCが無駄に場所をとらないよう配慮されている。ケースが台座から倒れたりしないか気になるところだが、台座にはケース固定用の穴が開いており、これでぐらつきを防止できる。

 ケース自体も、5インチベイを縦置きにした(写真のように設置した場合)ため、大きさはW140×H300×D360mmと、平均的なMicroATXタワーケースよりもスリム。にも関わらず、一般的なサイズのAGP/PCI/ISAカードを利用できるのが魅力だ。
 実際には150Wという搭載電源容量のしばりがあるため、省スペースハイエンドマシンを組めるかというとなかなか難しいところ。しかし、省スペースをうたいだした途端にロープロファイルカードしか使えなくなるケースに不満を感じ、もっと自由にパーツを組み合わせて省スペースPCを作りたい思っていた人にはうってつけのケースである。

 ちなみにこのケースは「ASSIST 2000E」という名のi810マザーボード搭載ベアボーンキットに使われたものと同一。ベアボーン用ケースが、ベアボーンらしくない特徴を持っているというわけだ。



 ドライブベイは、5インチ×1と3.5インチ×2、シャドウ×1と、この手のMicroATXケースとしては標準的。価格も8800円と手頃なため、オフィスユースでの使用を前提とした人にも十分選択肢となりえるだろう。



台座。ご覧のとおり、何かの拍子にずれないよう、ケースの足をはめる穴が開いている
【取材協力】

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