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5月31日、T-ZONE.が中央通り沿いに新店舗オープン!6月上旬には美少女ゲーム専門店も!

2002年04月17日 19時57分更新

文● 小板

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5月31日オープン予定のビルT-ZONE.新店舗ビル1FはDIYコーナー、2FはメーカーPCとブロードバンド関連製品が中心
店舗名は「T-ZONE.AKIBA PLACE」5月31日で閉店となる本店。1Fの美少女ゲームコーナーは「T-ZONE.AKIBA PLACE」とは別の店舗で専門店(1フロア?)としてオープン予定だ

 中央通り沿いに建設中だった白いビルの正体が明らかになった。一部では、喫茶店が入るのではないかなど噂が流れていたが、実は5月31日にオープン予定の「T-ZONE.AKIBA PLACE」。5月末の本店閉店に代わってオープンする新店舗で、T-ZONE.によると、店舗となるのは1F(80坪)と2F(120坪)、T-ZONE.PC DIY SHOPよりも若干広くなる。

 T-ZONE.は店舗経営について「メガストア形式をやめ、専門店化していく」という方針を打ち出しているが、今回の新店舗も従来のT-ZONE.とはひと味違ったものとなりそう。経営母体のCSK・エレクトロニクスでは「ショールーム・PCの使い方提案型ショップを目指す」としており、ターゲットは自作初心者層となる。1Fは自作パーツコーナーとなるものの、バルク品やドライバを自分で探さなければならないような製品はいっさい置かない。また、どんなパーツを選択していいか分からないユーザーのために“セレクトコーナー”といった、目的別自作コーナーなどを設置。たとえば“ゲームマシン自作に適当なパーツ”“静音マシンに特化したパーツ”などを取り揃えたコーナーを設け、質問も受け付ける。さらに「女性スタッフも多くし中央部で指示を受けながら顧客に接することができるよう工夫を凝らす。内装的にもビジュアル重視の店舗にする」と自信を見せている。

 2Fはスペースの1/3がブロードバンド関係で、残りはメーカー製PC。そのメーカー製品については「顧客ロイヤリティーが高い商品しか置かない」としている。ほかに、定期的にイベント(商品説明や自作教室など)を開催可能なスペースも設置される予定だ。これにより、既存のT-ZONE.PC DIY SHOPは、よりマニア向けの自作パーツショップへと変わっていくもよう。
今回の展開について新店舗開設準備担当の大関氏は、「小売がモノだけを売る時代は終わった。特にPCは性能的にも差がなくなってきており、パーツは利益も少ない。提案型のサービスという付加価値をつけて売っていかないとやっていけないだろう」と話している。

 なお、新たに判明した事実では、6月上旬に美少女ゲームの専門店(1フロア)オープンに向け、準備中ということだ。現在本店1Fに美少女ゲームコーナーがあるが、5月末の本店閉店に伴って、ここも閉鎖となる。「本店にオープンしていた美少女ゲーム店舗は、最初から移転を念頭においていたもので、今後のT-ZONEの方針のひとつを提示したものにすぎない」(大関氏)としている。美少女ゲーム専門店の場所だが、まだどこに建設されるのかは明らかになっていない。



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