富士通(株)は16日、企業向けのIP-VPNサービス“FENICSビジネスIPネットワークサービス”において、“AirH””に対応した“AirH”対応接続サービス”と、東日本電信電話(株)のFTTHサービス“Bフレッツ”に対応した“Bフレッツ対応VPN接続サービス”の2種類の接続サービスを開始すると発表した。
“AirH”対応接続サービス”は、AirH”の32kbpsと128kbpsに対応した接続サービスで、ディーディーアイポケット(株)のAirH”端末から企業のIP-VPNに接続できるようにするもの。同日付けで提供を開始する。初期費用は、AirH”接続ゲートウェイ構築費用が30万円(500IDごと)、AirH”接続用ID登録料が1IDあたり6000円。月額費用は、AirH”接続ゲートウェイ運用費用が500IDごとに5万円、AirH”接続用ID利用料が、 32kbpsではIDごとに3000円、128kbpsではIDごとに4000円となる。このほか、DDIポケットのAirH”の利用料が別途必要。
“Bフレッツ対応VPN接続サービス”は、10MbpsのFTTHサービス“Bフレッツ”の“ファミリータイプ”に対応したIP-VPN接続サービス。提供時期は6月の予定。初期費用は、Bフレッツ対応VPN接続登録費用が5回線まで10万円、6回線目以降は1回線あたり1万円。月額費用は、Bフレッツ対応VPN接続利用料が1回線あたり2万円。同社では100Mbps接続については後日提供する予定としている。