富士通(株)は26日、PHS通信回線と通信カードを含めむトータルなモバイル環境を実現するモバイルデータ通信サービス“mobile+”の提供を10月1日に開始すると発表した。このサービスは企業向けのIP-VPNサービス“FENICSビジネスIPネットワークサービス”のメニューとして追加するもので、最大128kbpsのパケット通信に対応したDDIポケット(株)のPHSデータ通信サービス“無線IP接続サービス”を利用する。
mobile+のサービスイメージ |
初期費用は、mobile+ID登録料がIDあたり3000円。mobile+通信カードが1枚あたり2万6000円。月額費用は定額制で、mobile+ID利用料が、最大32kbpsの場合IDあたり5000円、最大128kbpsの場合IDあたり8500円。別途、FENICSビジネスIPネットワークサービスの料金が必要。
同社では、モバイル環境を活用したシステムを、通信回線からシステム環境、アプリケーションの開発/運用までを含めたトータルソリューションとして提供するとしている。