「最強電説 ヘラクレス」という製品を覚えているだろうか。センチュリーから昨年8月に発売された携帯電話用充電アイテムで、アキバではかなり多くのショップに出回っている製品だ。最近登場した「是do台」(コレどーだい)をはじめ、センチュリーはダジャレめいた名を新製品に与えることが多いため“最強電説”もヘラクレス(あるいはcdmaOne端末用として販売されている「アマゾネス」)と携帯電話にかけたシャレだと思われていたのだが、どうやら微妙に違ったらしい。ここにきて、最強電説シリーズを名乗る新製品が登場した。
注目の新製品は「Mobile Pen」。携帯電話の着信をセンサが感知し、光って知らせるのが特徴のボールペンだ。携帯電話の着信を知らせるアイテムというのは別段珍しくもないが、あのヘラクレスと同列の製品というのはなんともユニーク。「くまちん」という名の、カバンを肩から提げたくま型携帯ストラップを標準で添付するというのは、ヘラクレスとはずいぶんと違ったイメージ戦略だ。LEDを光らせるための電池が入っているのを考えると、最強電説とは携帯電話と電池に関わるすべての製品に冠せられるシリーズ名なのかもしれない。
パッケージには「最強電説シリーズ」とうたわれている | スイッチをオンにしておくと、着信時には2つの赤いLEDが交互に光る | 標準添付の「くまちん」。ナゾだ |
対応機種は800MHzタイプのアナログ/デジタル式携帯電話で、1日20回の点滅で電池は約2カ月持つようだ。パッケージなどを見る限り、アキバのパーツショップと言うよりは量販店向けアイテムのようだが…。
価格はコムサテライト3号店で680円。なおセンチュリーのウェブサイトによれば、携帯電話用の防犯ベルとして「くまちんBell」も最強電説シリーズとして紹介されており、近々店頭に並ぶようだ。今後最強電説はヘラクレスからくまちんの手に引き継がれる?!