1月にThermaltakeからファン回転数変速タイプのCPUクーラー「火山」こと「VOLCANO 7」(型番:A1124)」が登場したが、今度はそのクーラーの後継と思われる「VOLCANO 7+」が登場、前バージョンよりも高いとは言え、OVERTOPが3810円というお手ごろ価格で販売を開始している。
ファン&ヒートシンクカバー | 3段階に変更可能なファンコントローラ | |
ファン回転数と騒音値 | ファンとコントローラの接続説明 |
ヒートシンクが全銅製になり、ファンサイズも8cm角から7cmにひとまわり小さく、そして3段階のファン回転数切り替え機能が新たに搭載されているのが大きな特徴だ。
ファン回転数は同梱のコントローラを3ピンコネクタに接続することにより高速(6000rpm:47dB)、中速(4800rpm:35dB)、低速(3000rpm:24dB)に切り替えが可能になる。8cm角ファンでは低速ファンとして日本電産やミネベアなどから1600rpmの超低速モデルが登場しているが、7cm角ファン単体では低速・超低速をうたうファンはあまりない。1600rpmほどのインパクトはないにしても、ちょっとしたきっかけで低速回転に調整できるのは便利かも知れない。搭載されているファンは2ボールベアリングで、5万時間(25℃)をうたっている。
CPUソケットタイプ別の取り付け説明 | 同梱されている固定クリップ |
ヒートシンクはベースからフィンまで全て銅製で、フィン形状は昨年4月に登場した「BigWave」の大型版「スカイブフィン」にそっくり。波型に多少湾曲している。このフィンの上に、ヒートシンクカバーのついたファンを装着するする。全体のサイズは72×72mmで高さ70mmになる。付属のクリップを使うことでSocket370、SocketA、Socket478に対応している。なお、付属のファンコントローラは、1715円で単体販売もされている。