1日の記事でお知らせしていた、ノートPC用のスリムタイプ光学ドライブを5インチベイ1つに2台取り付け可能なマウンタ。アイアールキューブ製の、その名も「スリム姉妹」(型番:AF-002)が発売になった。前回紹介したプロトタイプに似た色の“アイボリーホワイト”のほか“ブラック”合計2色が店頭に並んでいる。
シンプルな包装。貼られているシールには「パソコンのダイエットに如何?」とある |
ATAPI変換コネクタが2つ付属するのも含め、基本的な作りはプロトタイプどおり。このため詳細はプロトタイプの紹介記事を参照してほしいが、アイボリーホワイトに関して言えば、プロトタイプに比べて若干暗めの色合いになっているのは注意が必要かもしれない。価格はコムサテライト1号店とコムサテライト2号店、コムサテライト3号店で4780円、若松通商LAN/PLAZAで5980円と、ほぼ予価どおり。ユニークな製品名はもちろん、標準で変換コネクタが付属する“買えばすぐに使える気楽さ”でも、コンパクトなPCに複数台の光学ドライブを搭載したいワガママな人たちの注目を集めそうだ。
「IMT-01」のプロトタイプに「ICF-01」を搭載したところ |
また、アイアールキューブの新製品情報をキャッチしたのでお知らせしよう。以前同社から“コンパクトフラッシュ(CF)を3.5インチHDDとしてPCに認識させ、疑似ATAPIデバイス化する”アダプタ「ICF-01」が登場したが、それをより使いやすくするためのマウンタが4月中旬に発売予定だ。「IMT-01」と名付けられたマウンタは、ICF-01を3.5インチベイに装着するためのもの。ICF-01はこれまでアダプタ単品の販売だったため、ケースのフロント部分で“疑似HDD”と化したCFを抜き差しするようにするためにはユーザー自身でマウンタを工作する必要があった。それが不要になるというのだから、愛用者にとっては見逃せない製品と言えそうだ。またアイアールキューブではICF-01とIMT-01のセット販売も予定しているというから、こちらも要チェック。なお、IMT-01の店頭予想売価は1500円~1700円程度。
アクセスランプとなるLED部分に関しては今後改良が進む予定 |