テニック(株)は、ミラクル・リナックス(株)と技術提携を行ない、データベースアクセスソフト「KeySQL Server」をLinuxに対応させた。また同時に、クライアントソフトのWindows XP対応を発表した。
今回の提携により、両社は共同で、KeySQL ServerとOracle8i/9i for Linuxの接続検証を行なった。KeySQLは、表計算ソフトからネットワークに接続されたデータベースにアクセスし、データの検索、更新、追加や削除などを行なうソフトウェア。SQL言語をGUI化しているため、SQLの知識がなくても簡単にデータを取得できる。
「KeySQL」画面 |
一連の発表により、ユーザーは、MIRACLE LINUX上でOracleが稼動するサーバに、Windows XPクライアントからアクセスできるようになる。価格は、「KeySQL Server」が、同時ログイン2ユーザーから10ユーザーで13万円。「KeySQL」クライアントが、検索機能のみだと4万円、更新機能も付加されると6万円となる。「KeySQL Server」は12月中旬より、「KeySQL」クライアントは、来年1月中旬より出荷される。