日清食品(株)は12日、糸井重里氏が運営するウェブサイト“ほぼ日刊イトイ新聞”とカップめんを共同開発し、オンラインショップ“日清e-めんShop”で限定販売すると発表した。12月上旬から順次出荷する予定。
これは、インスタントラーメンを食欲を満たすための“食品”としてではなく、“メディア”として捉え、“サプライズ(驚き)”や“エンターテイメント”を乗せることにより、新しい“愉快”を創造するという試み。同日より共同開発の様子を“ほぼ日刊イトイ新聞”のコンテンツとして連載し、企画から発売にいたるまでの過程を公開する。現時点では商品コンセプト、概要、販売方法はすべて“秘密”となっており、新製品の詳しい情報は、26日に公開するとしている。
糸井氏は、「インスタントラーメンを『ほぼ日』のひとつのコンテンツとして考えている。どこにでもあって、誰でも食べられる商品だけに、たのしさのメディアになったらうれしい。世の中を活気づけるようなアイディアを考えています」とコメントしている。