発色は良好だがシャープ感に欠ける画像
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撮影サンプル1。元画像は1200×1600ドットだが、掲載用に480×640ドットにリサイズしている。F4.6、1/417秒(Exifデータ値)。 |
モードダイヤルを撮影モードにすればレンズが素早く伸張して3秒強で撮影可能になるなど、全体的にクイックに操作できる点は好感が持てる。
画像に関しては、鮮やかではあるものの全体的に明度が高く、浅い色に写る傾向にある。KD-200Zでも若干気になったのだが、ノイズは少なめだが全体的にシャープ感がなく、望遠域で若干フォーカスが甘いようだ。
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撮影サンプル1の中央部を640×480ドットにトリミングしたもの。青空のノイズ感や細部の描写の甘さが気になる。 |
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撮影サンプル2。元画像は1600×1200ドットだが、掲載用に640×480ドットにリサイズしている。F4.1、1/60秒(Exifデータ値)。 |
コンパクトデジタルカメラにおいても、上中級者用サブカメラと、簡単操作の入門機というジャンルに分かれつつある。オリンパスの「CAMEDIA C-40ZOOM」やキヤノンの「PowerShot S30/40」などは豊富な機能を凝縮した前者であり、DiMAGE E203やオリンパス「CAMEDIA C-2」、サンヨー「DSC-MZ1」などは後者となる。
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撮影サンプル2の中央部を640×480ドットにトリミングしたもの。近接時はそれほどピントの甘さは気にならない。 |
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撮影サンプル3。元画像は1200×1600ドットだが、掲載用に480×640ドットにリサイズしている。F2.8、1/256秒(Exifデータ値)。 |
E203のコンパクトなボディは、単3×2本で動作するズーム付きデジタルカメラとしては最小クラス(ズームのないCAMEDIA C-2に比べても5%大きいだけ)であり、気軽に使えるのが大きな魅力だろう。
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撮影サンプル3の中央部を640×480ドットにトリミングしたもの。全体的に色は浅めだが、色あいは不自然な印象はない。 |
撮像素子 | 1/2.7インチ有効200万(総210万)画素CCD |
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レンズ | 光学3倍ズーム、f=5.4~16.2mm(35mmフィルムカメラ換算:35~105mm相当)、F2.8~4.6 |
記録画素数 | 1600×1200/1280×960/640×480ドット |
記録媒体 | SD/MMC(8MB付属) |
動画記録 | 320×240/160×120ドット、最長15秒、MotionJPEG |
液晶モニタ | 1.5インチ低温ポリシリコンTFT、11.8万画素 |
電源 | 単3(アルカリ乾電池/ニッケル水素充電池)×2もしくはCR-V3×1 |
本体サイズ | 101.5(W)×40(D)×61.5(H)mm |
重量 | 約175g(本体のみ) |
