初公開されたWindows XPのGUI
米国Microsoftは2月5日、Windows 2000後継OS(開発コード名「Windows Whistler」)を「Windows XP」と呼び、次期Office(開発コード名「Office 10」)を「Office XP」と呼ぶことを正式に発表した。この発表については、「【緊急速報】次期Windowsの正式名称は「Windows XP」! ~噂のシリーズ、遂に決着」でお知らせした。
そして米国時間2月13日、MicrosoftはWindows 2000の後継であるWindows XP(開発コード名「Windows Whistler」)のプレビューを行なった。
ここでは、発表された最新のスクリーンショットを紹介する。
Windows XPの新しいロゴ |
次の各画面は、ベータ1(Build 2419)のデスクトップだ。今思えば、すでに最新のGUIのデザインは盛り込まれていたのである。
画面1 Windows XP(開発コード「Windows Whistler」Professional)Build 2416のデスクトップ。Internet Explorer 6.0やMedia Player 8.0、DirectX 8.0、MSN Explorerを標準搭載。ベータ1(Build 2419)。IMEを切り換えて利用可能。 |
画面2 デスクトップのスキンを変更。スタートボタンが丸くなり、ウィンドウの左上のアイコンの部分のデザインが特徴的。各アイコンも今回の発表のものに近い。ベータ1(Build 2419)。 |
また、現在テスターに配布されている最新のベータ1(Build 2419)のGUIと、今回発表された次の各画面を比べてみると、細部に至るまでデザインが作り込まれているのがわかる。以下が、開発コード名「Luna」のGUIだ。
ベータテスター向けには、最新のビルド(Build2428)の配付が開始されたという。
画面3 ログオン・スクリーン。複数のユーザーが登録可能で切り換えて使用できる。MSN Explorerのログオン・スクリーンに非常に似ている。 |
画面4 新しいスタートメニュー。ログオンしたユーザーのアイコンが上部に表示。アイコンのデザインも大幅に変更されている。 |
詳細については、Windows XPのホームページも公開されたので、参照して頂きたい。
画面5 My Pictureフォルダの表示。今回のGUIの変更で、どうやらMicrosoftはペインを有効に利用しようとしているようだ。ここでは左側のペインで、タスクの選択を行なう設計となった。デスクトップ上のゴミ箱の位置に注意。 |
画面6 Windows XPのホームページ(http://www.microsoft.com/windowsxp/) |
また、開発者向けの情報も、以下のURLで公開されている。
http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?URL=/library/techart/winxpintro.htm