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ファイルやディレクトリ配置の標準を定める「Filesystem Hierarchy Standard 2.1」リリース

2000年04月15日 05時13分更新

文● 沖中弘史

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 「Filesystem Hierarchy Standard(以下、FHS) 2.1」がリリースされた。

 「FHS」は、Linuxの標準仕様を定める「Linux Standard Base(LSB)」の一部で、Linuxディストリビューションの、ファイルやディレクトリを配置する際の標準を定める。各Linuxディストリビューション間の、ファイルやディレクトリ構造の違いによる混乱を防ぎ、互換性を保つために策定された。同じ目的で策定された、「File Systems Standard(FSSTND)」の後継にあたるが、「FHS」は、一般的なUNIX系OSにも適用可能なものになっている。

 「FHS 2.0」からの主な変更は以下のとおり。

  • ディレクトリ“/var/state″ではなく“/var/lib″を使用
  • ディストリビューションは、ディレクトリ“/opt″を使用しても良いが、システム管理者の元でインストールされたソフトウェアであっても、“/opt″にインストールされたソフトウェアを変更、削除してはならない。
  • ディレクトリ“/var/share″は使用しない
  • ディレクトリ“/usr/X386″は存在しても、しなくてもよい
  • ディレクトリ“/var/mail″は、今後もアプリケーションがメールスプールとしてアクセスするために利用されるが、実際のメールスプールへのシンボリックリンクでもよい。
  • ディレクトリ“/var/spool/smail″は存在しても、しなくてもよい
  • いくつかの古くて利用されていないシンボリックリンクを削除
  • 文書フォーマット、誤字脱字などの訂正

 「FHS 2.1」のPDF版とgroff版が、「Filesystem Hierarchy Standard」のWebページからダウンロード可能

 また、Linux関連の仕様を定めるものには、Linuxの国際化を推進する「Linux Internationalisation Initiative(Li18nux)」による、共通国際化規約「LI18NUX 2000」や、それに関連した「Linux Japanese Locale Working Group 」による、日本語ロケールの運用に関する指針を示した「Linuxにおける日本語ロケールに関する指針」などがある。

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