米TurboLinuxは10月12日、三洋電機(株)のNewveと呼ばれる日本での医療用ワークステーションのOSに、TurboLinuxが採用されたと発表した。これは三洋電機が、既存のプロダクトラインアップにTurboLinuxを有力なOSとして追加するもので、モニタ、プリンタ、および医療用ソフトウェアが付属し、価格は一台245万円から。今後4年にわたって2万台が製造される予定だという。
TurboLinuxのエンジニアによる医療用アプリケーションの移植およびテストには約1年がかけられているという。また、三洋電機によると、「TurboLinuxを選択した理由は、日本における開発チームが強力なため」だという。
TurboLinuxによると、今回のTurboLinuxの供給の規模は、Linuxとしては世界中でも最大のものだという。