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懐かしの“マーキー”をjQueryでちょいオシャレに! (3/5)

2009年02月23日 08時00分更新

文●古籏一浩、ASCII.jp

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マーキーとリストを切り替える

 次に、展開パネル部分を作りましょう。先ほど説明したように、liscrollはリストタグの項目をスクロール表示していますので、クリックするとマーキーとリスト表示を切り替えるようにしましょう。ただ、liscrollにそのような機能があれば簡単なのですが、残念ながらありません。また、スクロールを停止させたり、一時的に機能を解除するといったこともできません。

 そこで、liscrollを組み込む前にリスト項目の複製を作っておき、クリックされるたびに表示/非表示を切り替えるようにします。リスト項目の複製を作ったら、ID名を新しいものに変更し、非表示にしておきます。これらの処理は以下のスクリプトで実現できます。


$("#newslist").clone().attr("id", "newslist2").insertAfter("#openlist").hide();

 この後、liscrollを組み込みます。


$("#newslist").liScroll({travelocity: 0.04});

 次に、クリックされたらマーキーとリスト表示を切り替える、という処理です。jQueryライブラリにはクリックされる度に処理を切り替える「toggle()」メソッドがあります。交互に切り替えるので、関数を2つパラメータに書いておきます。それぞれの関数内で、マーキーとリスト項目を表示する、しないを設定すればできあがりです。


      $("#openlist").toggle(
            function(){
                  $("#newslist").hide();
                  $("#newslist2").show();
                  $(".tickercontainer").hide();
            },function(){
                  $("#newslist").show();
                  $("#newslist2").hide();
                  $(".tickercontainer").show();
            }
      );


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