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T教授の「戦略的衝動買い」第41回

ISSEY MIYAKE&深澤直人の腕時計

2009年02月16日 10時00分更新

文● T教授

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ビジネスマンにピッタリのオン・オフ兼用腕時計


 世の中ではデザインコンシャスなガジェット系腕時計は大流行だ。しかし残念ながら、若いビジネスマンや顧客商売の営業マンが気兼ねなく仕事でも使える値頃感のある腕時計は、意外と選択の幅が狭い。腕時計をTPOによって変えるつもりなら、オン用の営業用腕時計とオフ用の遊び心あふれた腕時計の2個を常時携帯し、必要に応じて交換することも一つの方法だ。

 常識から考えて、顧客の所にクレーム処理で訪問するのにロレックスのデイトナの金無垢はないだろう。多少時代は変わっても「世間様」というコントロールタワーが眼を光らせる日本では、世代が違ってもそのあたりの感覚は比較的よく似ている。そのせいか、日本市場ではどちらかと言えば、安いグループに入るステンレス製のデイトナが人気だ。

 加えて、腕時計雑誌が人気と売れ行き好調を理由に希少感をあおるために、常に品薄だ。必然的にロレックスデイトナのステンレスモデルは、プレミア価格という定価より相当高いおかしなストリートプライスが付けられて流通している。

 かくて業界一致のマッチポンプによる「デイトナバブル市場」が形成された。しかし、安くて銀色のステンレス製のデイトナでも、クレーム対応処理が上手く行くかどうかははなはだ疑問は残るとは思うが、ポストバブルのユーザー、販売会社、世間様の妥協点はそのあたりのようだ。

 いつもどこかおかしな日本国だが、真面目なビジネスマンにピッタリのオン・オフ兼用腕時計が、ISSEY MIYAKEがプロデュースするセイコーインスツルの腕時計の中にある。「Twelve365」と名付けられた深澤直人デザインの腕時計だ。

お詫びと訂正:掲載当初、ブランド名等に誤りがありました。ここに訂正するとともに、お詫びいたします。(2009年2月17日)

腕時計のイメージを補完予測させるデザインされたプラスティックケース(左)
腕時計のイメージを補完予測させるデザインされたプラスティックケース(左)
ケースを開くとTwelve365が登場する 見る人にもよるが、筆者は箱を開けた途端、文字盤が人の顔に思えた
ケースを開くとTwelve365が登場する見る人にもよるが、筆者は箱を開けた途端、文字盤が人の顔に思えた

「戦略的衝動買い」とは?

 そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。

 それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである。

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