4)DivXの設定を行なってムービーを出力する
筆者が出力したムービーは、次からダウンロード可能だ。
先ほど影が出ていた場所の映像を見てみると、ご覧の通りである。
全画面表示しても、MPEGの弱いシーンをよっぼど注意してみていなければブロックノイズはほとんど見えないレベルだ。ただコマ送りで見ると、粒子や雨、グラデや爆発シーンなどでブロック化しているのが分かるだろう。いや、それ以上に
コマ送りで見るとかなりスプラッタ!
といういうことで、画質向上の基本に戻ってビットレートを1000kbpsから2000kbpsまで上げてエンコードしたのが、次の映像だ。
AviUtlを使ったエンコードは、これで終了だ。DivXのVBRを使ったエンコードは、もうお手の物となっただろう。
さて「エンコード虎の巻」第1期は、残念ながら今日で終了。しばらく(2週間ぐらいかな?)置いて、次回は高画質MPEGエンコーダの代名詞とも言える「TMPGEnc」を使って、DVD用のMPEG-2や話題のMPEG-4(H.264)のエンコードをしてみよう。
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