調子はどうだい? 今日もムキムキ? 「デカさこそ正義!」が心情のこの俺が、Eee PCに出会ってからというものは、すっかりミニパソの魅力にやられちまっている(関連記事)。
そんな俺が今最も注目しているのが、米Everex製の「CloudBook CE1200J」(関連記事)! 7インチ液晶ディスプレー搭載で重量970g、価格は5万9800円と、スペック的にも外見的にもEee PCの本命ライバルといえそうなマシンなのだ。
さっそくEee PCとガチンコパフォーマンス対決! といきたところだが、Cloud Bookの日本語版が編集部に届くのは来週とのこと。とりあえず英語版を利用した外観の比較と、スペック比較をやってみるか!
ディスプレーサイズは同等、SSDとHDの違いがどう響くか?
モデル名 | CloudBook CE1200J | Eee PC 4G |
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CPU | VIA C7M ULV(1.20GHz) | Intel Celeron M 353(900MHz) (実際の動作クロックは630MHz) |
メモリー | 512MB(空きスロットなし、最大1GB) | 512MB(空きスロットなし、最大2GB) |
グラフィックス | VIA VX700チップセット内蔵 | Intel 910 GML Express チップセット内蔵 |
ストレージ | 30GB 1.8インチHDD | 4GB SSD |
ディスプレー | 7インチワイドTFT液晶(800×480ドット) タッチパネル付き | 7インチワイドTFT液晶(800×480ドット) |
光学式ドライブ | なし | なし |
無線通信機能 | IEEE 802.11a/b/g Bluetooth 2.0+EDR |
IEEE 802.11b/g |
カードスロット | 4in1カードスロット (SDメモリーカード/MS/MMC/MS Pro) |
SDメモリーカードスロット |
ウェブカメラ | 30万画素 (オプションでスカイプフォンに交換可) |
30万画素 |
インターフェース | USB 2.0×2、DVI-I出力、 Ethernet(100BASE-TX)、マイク端子、ヘッドフォン端子 | USB 2.0×3、アナログRGB出力、Ethernet(100BASE-TX)、マイク端子、ヘッドフォン端子 |
バッテリー駆動時間(公称値) | 約4時間 | 約3.2時間 |
サイズ | 幅230×奥行き171×高さ29.4mm | 幅225×奥行き160×高さ22mm |
重量 | 約970g | 約920g |
OS | Windows XP Home Edition SP2 | |
価格 | 5万9800円 | 4万9800円 |
大きな違いはEee PCが4GBのSSDを積んでいるのに対し、Cloud Bookは1.8インチの30GB HDDを積んでいるところだな。Eee PCの少ない容量でやりくりするのは、自己鍛錬好きで苦労好きの俺にはある種快感! しかし大半の軟弱物は「少なすぎ」と感じているはず。CloudBookの容量は大きなアドバンテージになりそうだな。
続いて気になるのはCPU。Eee PCは実動作クロック数が630MHzのCelelon M 353だが、かなりサクサクと動く印象だった。対してCloudBookは動作クロック1.20GHzのVIA C7M ULVを搭載。クロック数ではEee PCより高いが、実際のところVIA C7M ULVの実力はどれほどのものか? このへんは次回きっちり検証していきたい。VIA C7M ULVは低消費電力、低発熱が売りのCPUなので、このへんがスタミナにどう影響するのかも注目だ。
液晶ディスプレーのサイズと解像度は両機とも同等だ。後発のぶん、CloudBookにはぜひ高解像度のものを期待していたのだが、これは残念なところ。ただし、CloudBookはタッチパネルに対応していて、片手で持ちしやすいつくりになっている。下半身の筋力トレーニングをしながらウェブチェック、なんて使い方ができるのはありがたいな!
ひとつ面白いのが、CloudBookのDVI-I出力。全体的に見ると、アンバランスな一点豪華主義なこの感じは嫌いじゃない! 俺の突出した僧帽筋のように魅力的だぜ!