ヤマハは、同社の複数のIP電話会議システムを同時接続するための多拠点接続用オーディオミキサー「プロジェクトフォン PJP-MC24」を12月下旬から発売することを発表した。
最大96拠点の音声会議を制御可能
ヤマハの「PJP-MC24」は、同社がすでに発売しているIP電話会議システム「PJP-100H」や「PJP-50R」を接続し、複数拠点での音声会議を実現するための機器だ。PJP-100HやPJP-50Rは、それぞれ単体の機器で従来から最大8拠点までの同時接続は可能だったが、より多くの拠点との同時接続を求めるニーズにより開発された。PJP-MC24を使うことで、最大96拠点(4台を連結して利用)までの同時接続が可能となる。
また、IP電話の標準プロトコルであるSIPにも対応し、PJP-100HやPJP-50Rに内線番号を割り当てて一括管理するといった機能も備える。さらに、「音」に関する製品も広く扱うヤマハが持つノウハウを結集。同社独自の無音圧縮技術により、ノイズが少ない多拠点音声会議を実現する。
価格は、52万5000円で、12月下旬からの発売を予定している。