ウェブセンス・ジャパンは、10月23日より、情報漏えい対策ソリューションの新製品「Websense Content Protection Suite v6.1」の販売を開始した。
CAD・図面データ・仕様書等の漏えい対策も可能
「Websense Content Protection Suite v6.1」は、Web、電子メール、インスタント・メッセンジャー、ネットワーク印刷など様々な環境下で想定される外部への情報漏えいを防ぐソリューション。(1)社内データの検出、(2)情報の監視、(3)情報の保護、の3つの機能を持つ。
社内データの検出機能は、ファイルサーバやPC端末を含むネットワーク全体をスキャンし、どこにどのようなデータがあるのかを検出する。CSVやデータベースといった構造化データだけでなく、CAD、ワード文書、製品デザイン仕様書等の非構造化データも検出可能。検出した詳細結果はレポート表示される。
情報の監視機能は、誰が何をどこへどのように情報を移動しているかを細かく監視。ポート番号に関係なくプロトコル通信を検出し、Webやメール、インスタント・メッセンジャー、ネットワーク印刷などのプロトコルの種類、該当する法令、深刻度といった条件別に、監視結果をインシデントとしてログに残すことが可能。
情報の保護機能は、Webメール、SMTPメール、掲示板、SNS、インスタント・メッセンジャー、ネットワークプリンタ出力などを含めたあらゆる経路から、漏えいを防止するポリシーを設定できる。また、ハッシュ関数を用いた独自のフィンガー・プリンティング技術(PreciseID)により、情報を文書名やファイルタイプだけで認識せず、指紋のように細かく文脈(コンテンツ)で識別するため、情報の一部がコピー&ペーストされた場合にも漏出を検知、防止することが可能となっている。
価格は、1000ユーザー規模のネットワークで、700万円程度を想定。