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「中小企業にもWebセキュリティ普及を目指す」 ウェブセンスがフィルタリングソフトの新製品を発表

2007年07月30日 22時01分更新

文● アスキービジネス編集部

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ウェブセンスは、30日、都内で記者説明会を開き、中小企業向けコンテンツ・フィルタリングソフト「Websense Express」を発表した。同ソフトは同社の大企業向けフィルタリング製品を500人以下の中小企業向けに再設計し、導入や運用を簡便化したもの。10ライセンスからの導入が可能で、100ユーザー時の参考価格は41万円(税別)となっている。


中小企業に向けて製品や戦略を見直し


「Webセキュリティ市場は、大企業ではほぼ普及が終わり飽和している。普及率が40~50%と言われている中小企業へ向けて、新しい製品を開発した」

 ウェブセンス・ジャパン株式会社 代表取締役 後藤聖治氏は今回の「Websense Express」投入についてこのように語る。これまで同社が展開してきた製品の顧客は、売り上げベースで80%超、ユーザーベースで40%超が500人以上の大規模事業者だったという。

ウェブセンス・ジャパン株式会社 代表取締役 後藤聖治氏
ウェブセンス・ジャパン株式会社 代表取締役 後藤聖治氏

 そこでまだフィルタリング製品の普及が進んでいない中小企業向けに、新しく設計しなおしたWebsense Expressを開発した。同ソフトは中小企業向けのコンテンツ・フィルタリング製品。同社が持つ60億ページ分のWebサイト情報を元に、導入企業のクライアントPC上で閲覧できるWebサイトを制限できる。また、P2Pソフトやインターネットメッセンジャーの使用を制限するプロトコルブロックの機能も備える。

 後藤氏は中小企業にフィルタリング製品の普及が進まない理由として以下の4点を挙げた。

  • (1)経営層のセキュリティへの理解度の低さ
  • (2)IT投資への意欲の低さ
  • (3)ネットワーク管理者の不在
  • (4)導入後の運用コストの高さ
ウェブセンス・ジャパン株式会社 シニア・セールス・エンジニア 加藤純氏
ウェブセンス・ジャパン株式会社 シニア・セールス・エンジニア 加藤純氏

 とりわけ(3)と(4)の問題を解決するために、ソフトウェア製品ながら「エンドユーザーがアプライアンスのように扱える」(同社 シニア・セールス・エンジニア 加藤純氏)ものを目指したという。具体的には

  • (1)1台のPCサーバで運用が可能
  • (2)クライアントPCや既存ネットワークデバイスの設定変更不要
  • (3)30分でインストール可能な導入の簡便さ
  • (4)JavaやWebをベースとしたGUIによる管理画面

となっている。同社では従来、SoralisやLinuxのサポートも行なっていたが、本製品は対応OSをWindows Server 2003 SP2/R2に絞り、データベースもSQL Serverから、無償のMSDE(Microsoft SQL Server Desktop Engine)を採用するなど変更がなされている。

GUI管理画面
GUI管理画面

 また、販売施策として「サーバとWebsense Expressをバンドルして提供できるパートナーの開拓や啓蒙活動としてのセミナー開催」(後藤氏)を行なっていくとしている。ウェブセンスではこれらの施策を踏まえ、初年度の売り上げ目標を1000件とした。

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