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ジャストシステム、セキュリティーソフト“Kaspersky”の最新版を発売

2007年09月11日 17時32分更新

文● 編集部 若林健太

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(株)ジャストシステムは11日、ロシアのZAO Kaspersky Lab社のウイルス対策ソフト『Kaspersky Anti-Virus 7.0』(カスペルスキー アンチウイルス 7.0)と統合セキュリティーソフト『Kaspersky Internet Security 7.0』(カスペルスキー インターネット セキュリティ 7.0)を、今月14日に発売すると発表した。

パッケージ
Kaspersky Anti-Virus 7.0(左)とKaspersky Internet Security 7.0(右)のパッケージ

価格は通常版がそれぞれ9240円、1万3440円、優待版は6090円、7140円。優待版は他社セキュリティーソフトやプロバイダーのセキュリティー対策サービスを使っているユーザー、およびジャストシステムの製品を使っているユーザー向けに販売する。なお、従来バージョンである『Kaspersky Anti-Virus 6.0』『Kaspersky Internet Security 6.0』の登録ユーザーは無料で7.0にバージョンアップすることが可能。バージョンアッププログラムは本日からカスペルスキー情報サイトでダウンロードできる。また、複数ユーザー向け優待版も同時に発売される。その価格は以下の通り。

製品形態 Kasperaky Anti-Virus 7.0 Kaspersky Internet Security 7.0
通常版 9240円 1万3400円
優待版 6090円 7140円
2年優待版 なし 1万1025円
2ユーザー優待版 9240円 1万3440円
3ユーザー優待版 1万1340円 1万5540円
5ユーザー優待版 1万7640円 2万4990円
10ユーザー優待版 3万1500円 4万7250円

Kaspersky Anti-Virus 7.0は、従来の定義ファイルによるウイルス検知と、未知のアプリケーションの動きを常に監視することで怪しいプロセスを遮断する“プロアクティブディフェンス”に加えて、ウイルス侵入時に未知のウイルスを検出する“ヒューリステック検知”を備えたのが特徴。ヒューリスティック検知は、プログラム/コードを仮想環境で実行することでウイルスかどうかを判定するもの。また、このヒューリスティック検知エンジンの搭載により、ルートキットやキーロガーの検知能力も強化されたという。さらにインターフェースが変更され、“注意が必要な状態”(インターネットに接続していなかったために定義ファイルが古くなったなど)や“危険な状態”(ウイルスを検知したときなど)がひと目で分かるようになった。

Kaspersky Internet Security 6.0は、アンチウイルス機能のほか、ファイアウォール、迷惑メール対策機能を備えた統合セキュリティーソフト。今回新たに、暗証番号やクレジットカード番号など機密情報の流出を防ぐ“プライバシーコントロール”と、有害サイトの閲覧を制限する“ペアレンタルコントロール”が搭載された。

プライバシーコントロールは、キーロガーやトロイの木馬などのスパイウェアが、Windowsの“保護領域”(Windowsにおいて、Internet Explorerなどの特定ソフトがIDやパスワードなどを保存する領域)にあるIDやパスワードなどの機密情報を送信しようとする挙動を検知して警告を発するもの。保護領域にアクセスして何かを送信しようとする挙動は、通信の内容が何であれ警告を発する。フィッシングサイトにアクセスしたときに警告を発する機能や、不正アクセスによる機密情報盗難を監視する機能も備えている。

ペアレンタルコントロールはブラックリストにより有害なウェブサイトの閲覧を遮断するほか(ブラックリストの詳細については非公開)、ウェブサイトのテキストを解析してアダルト/ドラッグ/暴力/ギャンブルなどに該当するキーワードが掲載されているウェブサイトを遮断する機能を備えている。閲覧を禁止/許可するウェブサイトや1日あたりのインターネット利用時間をユーザーごとに設定できることも可能だ。

対応OSはWindows Vista(Enterpriseを含む)/XP Home Edition/XP Professional/XP Media Center Edition/2000(SP4)、Windows XP Professional x64 Edition。

同日、東京・丸の内のコンファレンススクエア エムプラスで記者発表会が開催され、ジャストシステム 代表取締役社長の浮川和宣(うきがわかずのり)氏、同社コンシューマ事業部 カスペルスキープロジェクト リーダの横井太輔(よこいたいすけ)氏、同社アライアンスビジネス部 セキュリティビジネスグループの加納正喜(かのうまさき)氏が出席した。

浮川和宣氏
ジャストシステム 代表取締役社長の浮川和宣氏

まず浮川氏が挨拶を行ない、同社のセキュリティー事業について「ビジネス的にはまずまずの成功というか、自分たちのノウハウを貯めながらという部分もある。昨年の11月から始めて、順調にここまで来ていると判断している」と語った。

横井太輔氏
ジャストシステム コンシューマ事業部 カスペルスキープロジェクト リーダの横井太輔氏

続いて横井氏が登壇し、同社のセキュリティー事業への取り組みについて説明した。横井氏はセキュリティー事業への参入理由について、“日本人のパソコン環境を守りたい”からであるとし、そのために“最も性能が高いKasperskyを選択した”とした。横井氏はKasperskyの優位性について、世界で170以上の賞を受賞した高性能なセキュリティーエンジンを搭載していること、定義ファイルの更新や新種ウイルスへの対応の素早さ、パソコンに負担をかけない設計を採用していることの3つを挙げた。パソコンへの負担軽減の具体例としては、CPU使用率によってスキャンを一時的に停止する特定のアプリケーションを起動するとスキャンを停止するように設定できる、などを挙げている。最後に加納氏が登壇し、新製品の概要を説明した。

加納正喜氏
ジャストシステム アライアンスビジネス部 セキュリティビジネスグループの加納正喜氏

合わせて同社は、Kaspersky Internet Security 7.0の30日試用版をカスペルスキー情報サイトで公開すると同時に、“Kaspe de SLOT(カスペ デ スロット) キャンペーン”を実施する。これはウェブサイト上でスロットゲームをプレイすると30日の試用期限が45日間/60日間/90日間のいずれかに延長されるというもの。また、抽選も行なわれ、新型『PSP』や新型『iPod nano』などの賞品が当たるという。応募期間は第1回が本日から10月31日まで、第2回が11月1日から12月16日まで。

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