“feedpath”をリニューアルして記事のまとめ読みや4つのランキングの参照が可能に
フィードパス、RSS/Atomフィード収集・管理サービス“feedpath Rabbit”を開始
2007年04月09日 21時32分更新
フィードパス(株)は9日、同社のRSS/Atomフィード収集・管理サービス“feedpath(フィードパス)”を、“feedpath Rabbit(フィードパス ラビット)”にリニューアルした。RSS/Atomフィード(以下、フィード)で関心を持った元記事をまとめ読みする機能が追加され、フィード配信元の記事(以下、元記事)の購読がより効率的に行なえるようになったほか、3つのランキングが追加されるなどほかのユーザーとの連携機能も強化されたのが特徴。
feedpath Rabbitにおける主な変更点は以下のとおり。
- フィードの購読/蓄積機能の強化
- ランキングの種類を追加
- サイドバーのリニューアル
- タグ機能の強化
- 購読サイトの管理がフォルダー単位でなくサイト単位で行なえる
フィードの購読/蓄積においては、読みたいと思ったフィードをまとめてサイドバー内の専用の項目に移動した上で、それらをリーダー上で一度に展開して本文を確認したり、最大5つまでフィードから同時に元記事を開いたりできる“まとめ読み”機能が追加された。またフィードを保存しておける機能“アーカイブ”に、ユーザーが好きな名前のフォルダーを作成する機能が追加され、フォルダー単位でフィードを管理できるようになった。さらにフィードに対して“グッジョブ”“まあまあ…”の2種類の評価を付けられる機能も追加された。
ランキングは、最も多くのfeedpath Rabbitユーザーがフィードを購読しているウェブサイトを表示する“登録サイトランキング”に加え、最も多くのユーザーが読んだフィードを表示する“注目の話題ランキング”、読者がグッジョブを付けたフィードを多い順に表示する“ユーザー評価ランキング”、ユーザーがアーカイブに保存したフィードのランキングを表示する“アーカイブランキング”の3つが新たに追加された。これら4つのランキングはログイン直後のトップページに表示される。
サイドバーは、まとめ読み機能の追加やアーカイブのフォルダー管理機能の追加などに伴いリニューアルされた。新しいサイドバーでは、フォルダーごとにフィード/サイトを表示する“フォルダビュー”と、個別のRSS/Atomフィードに付けたタグごとにフィード/サイトを表示する“タグビュー”を切り替えられる。
タグ機能は、タグを各ウェブサイトおよび各フィードに対して付けられるようになった。ウェブサイトに付けるタグは“Myタグ”と呼ばれ、ほかのユーザーと共有される。一方、フィードごとに付けるタグ“Myアーカイブタグ”は、ほかのユーザーと共有されない。なお従来は、各フィードごとにタグを付けるインターフェースが用意されていたが、フィードパス内部の処理としてはウェブサイト(配信元)に対してタグを付けて管理していたという。
また、従来はサイドバーの“購読サイト”を選ぶとき、フォルダーをクリックするとそのフォルダーにあるウェブサイトすべてのフィードが一度に展開されていた(フォルダーの“+”マークをクリックすることで、個別のウェブサイトのフィードを確認することもできた)。しかしfeedpath Rabbitでは、フォルダー内すべてのウェブサイトのフィードを一度に展開する機能が省略され、個々のウェブサイトのフィードを個別に確認するように変更された。これにより、複数のウェブサイトのフィードが混ざって目的のフィードを見つけにくい/見逃しやすい欠点を解消している。さらに、このフォルダーから、ウェブサイトへのMyタグの付加やウェブサイトの別のフォルダーへの移動、RSS/Atomの中に記述されたそのウェブサイトに関する説明確認ができるようになった。
